4月12日、埼玉県内の市民ホールで行われた『ALL JAPAN HIP HOP DANCE CHAMPIONSHIP 2026』。Snow Manのラウールは、世界大会出場をかけた国内最高峰の舞台にダンサーとして立っていた。
Snow Manのライブ会場さながらに
「大会にはラウールさんの出場を知るファンも駆けつけており、一般のダンス大会とは異なる熱気も入り混じっていました。会場の前では彼のアクリルスタンドと一緒に写真を撮るファンの姿もあり、Snow Manのライブ会場さながらといった感じでしたね」(大会関係者)
ラウールが所属しているのは、TBS系のバラエティー番組『それSnow Manにやらせて下さい』の企画から誕生したダンスチーム『Bumpy』。小学生ダンサーの柚乃さん、帆夏さんとともに男女3人で構成された異色のユニットだ。2年前に初出場しており、そのときは番組内で、
「アイドルの事務所でSnow Manにいるという評価を、よくも悪くも受け続けるというコンプレックスが長年ありました。肩書きのない世界に飛び込んで結果を残したい」
と意気込みを語っていた。見事、エントリーした部門での1位通過を果たし、世界大会への切符を手に入れたものの、直前の腰の負傷によって大会を辞退せざるを得なくなってしまったのだ。
「ラウールさんの悔しさは相当なものだったでしょう。自分だけならまだしも、チームを組んでいた柚乃さんと帆夏さんを世界の舞台に連れて行ってあげられなかったことをずっと後悔していたといいます。昨年は仕事のスケジュールが合わず、挑戦できなかったそうなので、今年にかける思いはかなり強かったでしょうね」(TBS関係者)
観客の女性が見た光景
大会当日は午前中にリハーサルを終えて、出番の約30分前にふたたび会場へと戻ってきたラウール。小学生ダンサー2人とともに、リラックスした様子で会場へと入っていった。彼らの出番は全30組中の25番目だったが、3人がステージに姿を現した瞬間、会場の空気は一変する。
「客席からはひときわ大きな拍手と歓声が沸き起こりました。熱狂的なファンだったのか、ラウールさんの名前を大声で叫ぶ方もいて、会場内は異様な興奮状態に包まれていましたね。肝心のパフォーマンスは完成度が高く、キレッキレのダンスを披露していましたよ」(観客の女性)
約5分間の演技を終えると、ラウールは司会から渡されたマイクを手に取った。
「めちゃくちゃ楽しかったです! 大会のシステムもルールも、会場の雰囲気も含めて、ここまで頑張りたいと思える大会はなかなかないので、スタッフや審査員のみなさん、今日来てくださった方々に感謝したいです!」
一礼すると、3人で健闘をたたえ合いながらステージを後にしたのだった。そして迎えた結果発表。張り詰めた空気の中、彼らがエントリーしたミニクルー部門の順位が読み上げられていく――。
「1位は…………Bumpy!」
名前が呼ばれた瞬間、客席からは大きなどよめきと歓声が巻き起こった。ラウールのチームがふたたび頂点に立ち、世界大会への出場を決めたのだ。感想を求められた柚乃さんと帆夏さんは、
「めっちゃうれしいです!ありがとうございます!」と笑みを浮かべ、代表者としてスピーチを求められたラウールは、
「世界一を取りにいくのはもちろん、みんなでアメリカの表彰台を独占しましょう!」
そう力強く宣言したのだった。8月にアメリカ・フェニックスで行われる本戦で、“世界一”という目標にどこまで迫れるのか。彼らの挑戦から目が離せない。
