蚊は人をランダムに刺しているわけではない
雑学1:なぜか“自分だけ刺される”。蚊に好かれる人の共通点と撃退法
暑くなると増えてくるのが蚊。「なぜか自分だけ蚊に刺される気がする」と感じたことはないだろうか。実はそれ、気のせいではない可能性がある。
「蚊は人をランダムに刺しているわけではなく、二酸化炭素や体温、汗などを手がかりにターゲットを選んでいます」
こう話すのは、害虫防除技術研究所の白井良和さんだ。
蚊が引き寄せられる主な要因は、呼吸によって排出される二酸化炭素や体温、水分、そして汗に含まれる成分。つまり活動量が多く呼吸が荒くなりやすい人、体温が高い人、汗をかきやすい人は、それだけで“見つかりやすい”状態にあるという。
皮脂や足の裏から出る“イソ吉草酸”などのにおいも蚊を引き寄せる要因のひとつだという。一方で、「あまり刺されない」と感じている人もいるが、本当に刺されていないとは限らない。
「刺されても赤みやかゆみが出にくく、気づいていない場合もあります」
実は服装も、狙われやすさに関係している。
「黒や紺などの濃い色は蚊に認識されやすく、寄ってきやすいとされています。白や黄色など明るい色の服のほうが対策としては有効」
十分ではないものの、外出時のちょっとした差にはなりそうだ。では、どうすれば刺されにくくなるのか。
「まずは肌の露出を減らすこと。長袖や長ズボン、靴下で肌を覆い、ゆったりした服を選べば、蚊の針が届きにくくなります」
もうひとつ有効なのが風。
「蚊は非常に軽い昆虫なので、風に弱い。うちわやハンディファンで風を当てるだけでも、近づきにくくなります」
ディートやイカリジンを含む虫よけ剤も有効。ただし汗で流れやすいため、こまめな塗り直しがポイントだ。
朝のセットを保つコツ
雑学2:朝のセットが台無しに! 梅雨に広がる髪、いい方法はない?
「洗髪後、スタイリング剤で表面をコート。湿気の侵入を防ぐのがコツ」
(美容ジャーナリスト・毛髪診断士 伊熊奈美さん)
整えたはずの髪が、外に出た途端に広がる─。本格的な梅雨はまだ先だが、すでにそんな崩れを感じることも。その原因は、やはり湿気にある。
「髪は空気中の水分を吸収すると内部の水分量が増え、膨らんで形が崩れやすくなります」
と話すのは、美容ジャーナリストで毛髪診断士の伊熊奈美さん。髪はもともと一定の水分を含んでいるが、湿度が高くなるとさらに水分を取り込み、太さや長さがわずかに変化。その結果、広がりやうねりが起きやすくなるという。
特に影響を受けやすいのが、カラーやパーマ、日々のドライヤーなどでダメージを受けた髪だ。
「キューティクルの乱れや髪内部の空洞化で、湿気が内部に入り込みやすくなります。また、年齢とともに水分バランスが崩れやすくなった髪も、湿気の影響を受けやすい状態です」
さらに、くせ毛は水分の吸収にムラがあるため、湿気を含むと部分ごとに膨らみ方が変わり、うねりが強く出やすい。では、朝アイロンで整えたのに、時間がたつと元どおりになってしまうのはなぜか。
「アイロンは熱で髪の結合を一時的に変えて形を作りますが、この結合は水に弱く湿気を含むと元に戻ろうとします」
つまり、外に出て湿気に触れるにつれ、少しずつ崩れは始まっているというわけだ。対策のポイントは、湿気を髪に入れないこと、入っても崩れにくい状態をつくること。
「洗髪後は、洗い流さないトリートメントやヘアミルクをなじませ、内部を整えながら完全に乾かし、オイルやスプレーで表面をコーティングすると、湿気の侵入を防ぎやすくなります」
さらに、アイロン後に冷風を当てて形を固定するのも効果的。そして意外と差が出るのが“何もつけずに外に出るかどうか”。
「オイルやバームなどを少量つけるだけでも、仕上がりの持ちは変わります。髪のコンディションで差が出るので、ひと手間を惜しまないでくださいね」
