左から高橋一生、黒木華、堤真一、永作博美

 春ドラマもそろそろ折り返し。次回が気になるドラマもあれば、すでに脱落した作品もあることでしょう。そこで編集部では女性視聴者1000人に恒例の「期待できる/がっかり春ドラマ」のアンケートを実施、ちょっと意外なランキング結果となりました。

 今回は「期待できる春ドラマ」ランキングを発表!

50代にスポットライトが当たるドラマ

 5位は56票を集めた、文学オタクでバーの美人ママのルナ(波瑠)と夫の浮気を疑う読書が苦手な主婦・涼子(麻生久美子)が、名作文学作品の知識を駆使して、結婚を誓いながら涼子を捨てた昔の恋人の消息を大阪で尋ねる『月夜行路─答えは名作の中に─』(日本テレビ系)。

「波瑠のスタイリングが美しくて見惚れる」(東京都・42歳)、「主演二人が美しい」(埼玉県・37歳)と、二人が旅するミステリアスな物語が支持を集めた。

「ちょっと浮世離れしたルナのように、世知辛い日常からひと時切り離してくれる味わいのドラマ」と語るのは、ドラマウォッチャーの神無月ららさん。続けて「今期春ドラはバディものが多めなんですが、女同士のバディものはまだまだ少ないので、それだけでちょっとうれしくなっちゃう」と語る。さてこの先、どんな名作と答えが用意されているのか?

 4位には60票で『時すでにおスシ!?』(TBS系)。

 一人息子が就職で家を出たシングルマザーのみなと(永作博美)が生きがいを探そうと鮨アカデミーに入学、個性派ぞろいのクラスメートと、変わり者講師の大江戸(松山ケンイチ)に鮨の握り方を学ぶコメディーだ。「悪役がいない世界で良い」(福島県・28歳)、「永作と松ケンの相性がいい」(栃木県・44歳)と軽妙な展開が人気に。

50代にスポットライトが当たるドラマって、案外珍しいんですよね。優しくまじめに生きてきた二人が、“その生き方にふさわしいご褒美”を手にしていくのを、しっかり眺めていきたい」(神無月さん)

満場一致の1位は

 3位は事業拡大に突き進むあまり孤立した新興IT企業の社長・根尾(高橋一生)が何者かに神社の階段で突き飛ばされ転落、気づくと2012年の世界で、しかも買収予定の事業用地にあるクリーニング店の野本(小日向文世)の息子・英人に“転生”してしまう『リボーン~最後のヒーロー~』(テレビ朝日系)が64票でランクイン。

「高橋のツッコミが面白い」(埼玉県・48歳)といった意見や「2話から面白くなった」(静岡県・52歳)と思わぬ展開に惹きつけられる人も。「タイムスリップドラマが花盛りだけど、その真打ち」と言う神無月さんは「シニカルで他人に心を開かない冷徹社長の根尾と、商店街の人々に翻弄されながら心の中で毒づく英人の二役を演じることで、高橋一生のおいしいところが余すことなく味わえる」と評す。

 2位は弱小車いすラグビーチーム「ブレイズブルズ」を日本一にすると宣言した、問題解決が何よりも好きという変わり者の宇宙物理学者・伍鉄を堤真一が熱演する『GIFT』(TBS系)。

「Official髭男dismが歌う主題歌『スターダスト』が流れると条件反射で泣いてしまう」(宮城県・36歳)、「ブルズが日本一になるところを見たい」(静岡県・50歳)と、チームのエース・涼(山田裕貴)らと伍鉄がぶつかり合う日曜劇場らしい熱い展開にのめり込む人から79票を集めた。

「個人的にパラスポーツで一番好きなのが車いすラグビー」と言う神無月さんは「山田裕貴をはじめとする役者陣の車いす使いは、本家に引けを取らない迫力とスピード感がちゃんと出ている」と太鼓判を押す。

 栄えある1位は87票で『銀河の一票』(関西テレビ/フジテレビ系)。小さなスナックのママ・あかり(野呂佳代)が、与党幹事長の娘であり、その元秘書だった茉莉(黒木華)と偶然出会い、東京都知事選挙に挑む物語だ。「野呂佳代ドラマにハズレなし」(千葉県・38歳)、「この先ワクワクする」(東京都・36歳)と次回を楽しみにしている人多数!

「胸が締めつけられるようなセリフがドラマ全編にちりばめられ、私も毎週鼻水をすすりながら見ています。これはもう文句なし、満場一致の1位でしょう!」(神無月さん)

 二人の選挙活動、支持率アップ中!

女性視聴者1000人が選んだ「期待できる春ドラマ」ランキング

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取材・文/成田 全