春ドラマもそろそろ折り返し。次回が気になるドラマもあれば、すでに脱落した作品もあることでしょう。そこで編集部では女性視聴者1000人に恒例の「期待できる/がっかり春ドラマ」のアンケートを実施、ちょっと意外なランキング結果となりました。
今回は「がっかり春ドラマ」をランキングで発表!
「リアリティーがない」がっかりドラマは?
5位は43票で学校に行けない子どもが通うフリースクールの教室長である金髪のタツキ先生役を町田啓太が演じる、ヒューマンタッチの『タツキ先生は甘すぎる!』(日本テレビ系)。
「画面の色合いが淡くて見にくい」(宮崎県・33歳)、「福祉の世界にリアリティーがなさすぎる」(青森県・43歳)という厳しい声が集まったが、ドラマウォッチャーの神無月ららさんは「真摯に子どもの心に寄り添うまじめな作りですが、いったんすべてを受け止めるタツキ先生のスタイルは、どうしても“甘々”に見えて少し歯がゆくなってしまうのかも」と評するも「エンタメと教育問題の両立は難しいけど、このドラマの存在意義と作っていく心意気は評価したい」と語る。
続く4位は韓国のことわざがタイトルとなった『10回切って倒れない木はない』(日本テレビ系)。運命の再会や純愛、裏切りといった濃い展開に、主演の志尊淳が韓国有数の財閥の養子役で、韓国語のセリフや韓国ロケもあることから「韓国ドラマみたい」(山梨県・47歳)といった意見や、「秋元康が企画で関わっていると知って見るのをやめました」(岩手県・35歳)とクセ強な展開を拒否する人も。
「多言語を使うと翻訳テロップが必須で、ながら見できないので、どうしてもハードルがひとつ上がる。その上で超オールドスタイルの韓流メロドラマなストーリーをどう受け止めるか……好き嫌いが分かれそう」(神無月さん)
3位は「年の差が気持ち悪い」(福島県・38歳)、「橋本愛が佐藤二朗を好きになるわけない」(山形県・40歳)と、そもそもの設定に不快感を抱く人続出の『夫婦別姓刑事』(フジテレビ系)。神無月さんは「タイトルの“夫婦別姓”は物語の後半からドラマに絡んでくる可能性もある」と今後への期待をにじませる。
1位は攻めたハード展開が不評
2位には「期待できる」で2位だった『GIFT』(TBS系)が意外にも52票でランクイン。「日曜夜に重い気持ちになった」(熊本県・46歳)、「展開がありきたり」(茨城県・52歳)といった意見が寄せられた。
「視聴率で民放トップをひた走る日曜劇場であり、高視聴率だった前作『リブート』と次作『VIVANT』続編に挟まれた難しいポジションですが、今後チームの快進撃が始まれば“よかった”に逆転するはずです。勝負は諦めたらそこで終了ですからね(笑)」(神無月さん)
そして「期待できる」で7位だった『田鎖ブラザーズ』(TBS系)がこれまた意外に64票を集め「がっかり」1位に。刑事と優秀な検視官となった田鎖真(岡田将生)と稔(染谷将太)兄弟が、日々事件を解決しながら執念深く両親の殺人事件の真相と真犯人を追及する内容が「暗い」(秋田県・39歳)、「コメディーパートがないからしんどい」(千葉県・47歳)と、地上波ドラマとしてかなり攻めたハード展開が不評のようだ。
「『アンナチュラル』『MIU404』『最愛』などを手がけた新井順子プロデューサーによるサスペンスで、今期の春ドラマの中でも一番の期待作だったので反動があったのかも。ドラマの内容は面白いんですが、全体が暗いだけでは物語の中の“暗さ”が引き立たない……難しいところです」(神無月さん)
今後の意外&衝撃展開に期待しましょう!
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取材・文/成田 全
