MEGUMI

 テレビで見せる圧倒的な自己プロデュース力を武器に、今や世界を股にかけるクリエイターへと変貌を遂げたMEGUMI。40代を迎え、美容やビジネス、映像制作と、手掛けるプロジェクトすべてを成功に導くその手腕は、もはや一表現者の枠を大きく超えている。かつての戦友たちとも一線を画す、彼女が思い描く「次なる野望」とは……。

MEGUMIの野心

MEGUMI(2003年)

 俳優のMEGUMIが新たな境地を切り拓き、存在感を高めている。5月9日放送の『おしゃべり小料理ゆみこ』(MBS)に出演した彼女は、MCの有働由美子を相手に仕事への情熱を語った。番組では、世界的にヒットしたプロデュース作『ラヴ上等』の裏側にも言及。企画から資金集め、キャスティングまで自らこなした経験を振り返り、「責任を取るのが好き」と語りつつ、「夢はエンタメ界のフィクサー」と将来的な野心を明かした。

「MGUMIといえば、自身が企画・プロデュースした映画『FUJIKO』が5月のウディネ・ファーイースト映画祭で最高賞のゴールデン・マルベリー賞と特別観客賞をダブル受賞。これは日本映画初の快挙で、名実ともに国際的な“名プロデューサー”の肩書きを手にしました。さらにNetflixとも複数年の独占契約を締結しており、その制作能力が世界的に認められ始めています」(芸能関係者)

 彼女の履歴を語るうえで欠かせないのが、同じ芸能時事務所『イエローキャブ』出身の小池栄子との比較である。1歳違いの2人は、野田義治氏に見出されたグラビア軍団の顔として知られ、バラエティの最前線で競い合った“戦友”だ。

 小池が2022年のMHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』や、2023年の主演ドラマ『コタツがない家』(日本テレビ系)などを通じて正統派の演技派俳優として「元グラドル」の頂点に登り詰めたのに対し、MEGUMIは多角的なアプローチで独自の居場所を築いてきた。2023年に発売した美容本が60万部を超えるベストセラーとなり美容家としての地位を不動にしたほか、40代でのダイエット成功を綴った新刊も大きな話題を呼んでいる。

小池栄子がMEGUMIを「美容の師匠」呼び

 小池はMEGUMIを「美容の師匠」と呼びながらアドバイスを仰いで食事に行く仲であることを明かしている。一方、MEGUMIも番組でグラビア時代のポージングにおいて、「小池さんがやるなら、自分はこっちにいこう」と戦略的に差別化を図っていたエピソードを披露するなど、互いをリスペクトし合う絆が印象的だ。

「当時のイエローキャブは、小池だけでなく雛形あきこや佐藤江梨子もおり、MEGUMIの序列はそこまで高いものではなかった。一時は歌手デビューに活路を見出そうとするも挫折。その後は端役からでも爪痕を残すと誓って努力を積み重ねてきました。今の無双状態を見ると感慨深いものがありますね」(ベテランのグラビア編集者)

 SNS上では、「努力し続ける姿に勇気をもらいます」「プロデューサーとしてイタリアで2冠なんて凄すぎる」「グラドルだった時には、ここまでの活躍は想像できなかった」といった声が聞かれる。

「表現力と制作能力を併せ持つ彼女は、グラドル出身タレント最大の成功者と言えるのでは。すでにビジネスでも成功を収めており、国際的な賞を手にしたことで信頼は盤石。彼女が語る“フィクサー”への道も決して夢物語ではありません」(テレビ関係者)

 これから日本のエンターテインメントにどのような新しい風を吹き込むのか、MEGUMIの動向から目が離せない。