6月11日(現地時間)からカナダ、メキシコ、アメリカの3か国で共同開催される『FIFAワールドカップ2026(以下W杯)』。本大会を戦うサッカー日本代表「サムライブルー」26人が、5月15日午後2時に発表される。
しかしながら前回大会で「三笘の1ミリ」をはじめ、日本代表の左ウイングとして決勝トーナメント進出に貢献した三笘薫選手(28、ブライトン)の出場が危ぶまれている。
5月9日のイングランド・プレミアリーグ、ウルバーハンプトン戦に出場した三笘はプレー中に左脚を負傷。ピッチに倒れ込むと苦悶の表情を浮かべ、なんとか立ち上がるも足を引きずりながらベンチへ戻り、交代が告げられた。
これを受けて日本代表の森保一監督(57)は「軽傷であることを願っているが、軽傷ではないかなという印象を聞いている」と、三苫のメンバー選出について明言は避けるも、“キーマン”の離脱危機に不安の色を隠せなかった。
海外サッカー事情に詳しいスポーツライターによると、残念ながら指揮官の願いも虚しく「軽傷」ではなさそう。
ブライトン番記者の見解は
「ブライトンのファビアン・ヒュルツェラー監督(33)は試合後に“検査結果を待つしかない”と冷静に対応するも、リーグ終盤戦で7位の好位置につけるチームにとって要である三笘選手の離脱は相当な痛手。
今なお怪我の詳細を明かさないことから軽症ではないのでしょう。どうも左太もも裏、いわゆるハムストリングスの肉離れと見られ、復帰まで2か月ともされるだけにW杯グループリーグ出場は絶望的です」
やはり各方面で伝えられている通り、三笘の現状は芳しくないようだ。ブライトンを約40年間にわたって取材する番記者のアンディ・ネイラー氏も、自身のXにて【具体的な情報は現時点では出すことはできない】としつつ、
【三笘がW杯出場を逃す可能性が高いという日本での報道は、来週29歳になるこのウインガーにとって驚くべきことではなく、非常にショックなことでもあります】
現地でも、すでに出場は絶望的との見解を示している。
前出のスポーツライターによると、5月14日(日本時間)の夜にもヒュルツェラー監督による次節前の会見が予定され、三笘の怪我についても語られる見込みとのこと。このブライトン監督の会見が、15日の代表メンバー選出にも影響を与えそうだ。
W杯出場の可能性は残されている
ここまでの情報をまとめると、三笘はプレー復帰まで2か月を要することから6月15日の初戦・オランダとの試合をはじめ、グループリーグ出場はほぼ絶望的と言えよう。しかし、W杯出場への望みが完全に断たれたわけではない。
「明日に発表される本大会登録メンバーは26人ですが、予備登録メンバーとして55人をリストアップしており、そこに三苫選手も入っています。そして最終期限である5月30日、はたまた仮に大会開幕後でも負傷者が出た場合に、初戦までの予備メンバーとの入れ替えも可能とするルールがあります。
三笘の他にも、戦線離脱している遠藤航選手(33、リバプール)や南野拓実選手(31、モナコ)も当然、予備登録されています。決勝トーナメントが始まるのは6月下旬から7月上旬、つまり今回メンバーから外れてもW杯出場の可能性は残されているのです」
「三苫の2か月」からの早期復帰を祈りたい。
