巨人一筋20年のレジェンド・坂本勇人選手(37)の通算300号ホームランにファンが沸いた、5月13日の広島東洋カープ戦。その前日に撮られた、坂本とカープ選手のツーショット写真が巨人ファンをさらに沸かせている。
この日、延長12回に飛び出した坂本のサヨナラ3ラン。プロ入り通算300本目となる節目の一発をグラウンドで見守ったのが、ファーストの守備位置についていた広島・坂倉将吾捕手(27)だった。
この2人、5月12日に『スポーツ報知』がWeb掲載した写真が巨人ファンの間で話題になっている。福井市のセーレン・ドリームスタジアムで行われた試合前、打撃練習をしていた坂本と笑顔でグータッチを交わす瞬間を撮られたのだ。
試合前に馴染みの選手と挨拶を交わすのは珍しい風景ではないが、坂倉には巨人ファンの想像を掻き立てる事情がある。
《坂本「来年から任せたぞ!」 坂倉「任せて・・ください!!」》
《坂倉「来年巨人行くのでよろしくお願いします」 坂本「お!よろしくな!もちろん俺の代わりにサード出てくれ!」》
写真を投稿したスポーツ報知・カープ担当公式Xには、2人が交わした挨拶を「妄想」するようなコメントも見受けられる。今シーズン中にFA(フリーエージェント)権を獲得する見込みの坂倉だけに、巨人ファンが“ラブコール”を送ったわけだ。
一塁手、三塁手も守れる強打者
他にもX上では《巨人坂倉やね》《坂倉、FAで巨人に来い》《坂倉は巨人が狙ってそ〜》と、巨人がシーズンオフに坂倉取りに動くことを予想する、はたまた期待するユーザーも声も多い。
今シーズンこそ24歳の新鋭・持丸泰輝捕手にスタメンマスクを譲る機会も多いが、本来は強打の正捕手としてカープを牽引してきた坂倉。そしてファースト、サードも守れるユーティリティ選手だけに、仮にFA権を行使となれば争奪戦になるのは必至。
またプロ野球の移籍事情に詳しいスポーツライターによると、高卒から移り住んだ広島を離れる可能性も少なからずありそうだ。
「千葉県出身で、東京の日大三高を卒業と関東での生活になじみ深いだけに、同じく千葉出身で広島からFA移籍した先輩・丸佳浩選手(37)に倣って首都圏の球団を選んでも不思議ではない。また今季年俸1億4000万円だけに、FAとなれば相場は年2億円から3億円に跳ね上がるでしょうが、巨人ならば決して高くはない金額です」
たしかに2024年オフ、福岡ソフトバンクホークスからFA移籍した甲斐拓也捕手(33)とは、5年総額15億円ともされる大型契約を結んでいる巨人。さらなる飛躍も期待できる坂倉にも同規模の契約を用意する可能性はある。
2軍ベンチを温める15億円のFA捕手
とはいえ、その甲斐は2軍でもベンチを温めることが多く、期待の若手の山瀬慎之助捕手(25)、1軍にもキャプテンの岸田行倫捕手(29)、ベテランの小林誠司捕手(36)に大城卓三捕手(33)が名を連ね、他にも北海道日本ハムファイターズから移籍してきた郡拓也捕手(28)ら飽和状態に思えるキャッチャー陣。
さらにサードには8本塁打(5月13日時点)を放っている新外国人のボビー・ダルベック選手(30)。ファーストには売り出し中の若手・増田陸選手(25)、同じくトレイ・キャベッジ選手(29)も守ることができる。現状、坂倉が守るポジションはないようにも思えるがーー、
「2027年シーズンからはセ・リーグでもDH(指名打者)制が採用されるため、各球団が来年に向けて強打者獲得に動きます。入団当初は捕手にこだわりを持っていた坂倉選手ですが、近年は“自分にできることを”とチーム貢献を第一にしていて、仮に巨人に移籍しても捕手はもちろん、ファーストやサード、DHでも受け入れますよ。
それに12日の試合でも戸郷翔征投手(26)からホームランを打ったように、巨人投手をよく打つ“巨人キラー”とも称される坂倉選手。カープの戦力を削ぐ意味でも、何とか獲得に漕ぎ着けたい事情もあると思います」
来年は坂本と、チームメイトとしてグータッチを交わすことになるのだろうか。
