劇場版『名探偵コナンハイウェイの堕天使』(公式サイトより)

 4月10日から公開が始まり、興行収入100億円を突破した映画『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』。シリーズ4作品連続で100億円越えという快挙を達成し、現在もなお、その記録を伸ばし続けている。

『コナン』毛利蘭の声優、突然の訃報

「5月22日放送の日本テレビ系『金曜ロードショー』では、『ミニオンズ フィーバー』の本編終了後に、『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』の冒頭12分の映像が公開される予定です。

 シリーズ第29作となる今作は、横浜・みなとみらいを舞台に、神奈川県警交通機動隊の“萩原千速”にスポットを当てた作品。カーチェイスならぬ、迫力満点の“バイクチェイス”が展開され、“警察学校編”で人気を集めた千速の弟・萩原研二や松田陣平も登場するなど、見どころ満載の内容になっています」(アニメ誌ライター、以下同)

 映画公開にあわせて、横浜・みなとみらいエリアの企業とのコラボ企画や、Netflixでの過去作品配信など、積極的なプロモーションを展開。その効果もあり、空前の“コナンブーム”が巻き起こっている。

 絶好調のコナン映画だが、5月15日、ファンに衝撃を与える悲しい発表があった。

「1996年のテレビアニメ放送開始以来、約30年にわたってヒロイン・毛利蘭を演じた声優の山崎和佳奈さんが亡くなられたことが、所属事務所の青二プロダクションから発表されました。

 コナンのアニメ・映画公式Xでは【皆様へのお知らせ】と題した文書を公開。文書には原作・青山剛昌さんのコメントも掲載され、《当たり前のようにそばにあった、あの耳に心地良い安心できる優しい声がもう聞けなくなるなんて…とても悲しいです》と追悼しました。

 今後の蘭役については、《山崎和佳奈さんが大切に育ててこられたキャラクターへの敬意を胸に、岡村明美さんに引き続き務めていただきます》と説明されていました」

新一・園子がコメント

 突然の訃報に対し、ネット上では悲しみと感謝の声が相次いだ。

鈴木園子役を演じる声優・松井菜桜子のコメント(本人Xより)

 作中で蘭の親友・鈴木園子役を演じる声優の松井菜桜子は、自身のXで、

《「蘭…あたしは一生友達だからね」皆んな、大丈夫だよ。深呼吸してね。蘭と園子の二人はいつでもいつまでも大親友でした そしてもちろん、これからもずーっと。ありがとう和佳ちゃん》

 とコメント。

 また、蘭の幼馴染である工藤新一役の声優・山口勝平も、

《訃報を聞いた時 嘘、でしょ? って言葉しか出てこなかった。自分の中にポッカリ穴が空いたみたいで、心拍音だけ頭の中に鳴り響いてて。和佳奈ちゃんの訃報があまりにショック過ぎます。。。未だ、頭と心も全く整理出来ないけれど、今はこの本番を精一杯務める事が手向けと信じて頑張ってくるね》

 と、深い喪失感を綴っている。ふたりのメッセージに対して、ネット上では、

《ダメだ……昼間から泣いちまうよ……》
《余計泣いちゃう》
《こんなん泣いちゃう》

 などの声が上がった。

「松井さんの投稿の冒頭の箇所は、劇場版第4作『名探偵コナン 瞳の中の暗殺者』で、園子が記憶喪失になった蘭にかけた言葉です。粋な計らいに気づいたファンも多かったことでしょう」(前出・アニメ誌ライター)

 約30年間、作品を支え続けてきた山崎さん。その優しく温かな声は、これからも多くのファンの記憶の中で生き続けることだろう。