『オアシズ』の光浦靖子

 映画『スマッシング・マシーン』でハリウッドデビューを飾った、お笑いコンビ・オアシズの光浦靖子(54)。華々しい活躍の裏には、キャリアをも変える地道な努力があった――。

進行兼通訳を務める女性役の光浦靖子

映画『スマッシング・マシーン』共演者と並ぶ光浦靖子(岡見勇信のXより)

 同作は、1997年に総合格闘技デビュー以降、無敗のまま頂点へ駆け上がったマーク・ケアーの半生を描いた作品。日本でも“霊長類ヒト科最強の男”の異名で知られる主人公を、自身もプロレスラーとして活躍したドウェイン・ジョンソンが演じている。大沢たかおや布袋寅泰など日本人キャストも多数出演。光浦は、日本の格闘技イベント「PRIDE」の記者会見で進行兼通訳を務める女性役として登場する。

「光浦さんの演技について、ベニー・サフディ監督はインタビューで“彼女は、その場を支配する力を持っています”と評価しています。光浦さんは黒縁眼鏡とグレーのスーツと決して目立つような役ではないのですが、監督は“ステージ上の誰よりも小柄”なのに“視線を釘付けにする”と存在感を絶賛。

 ドウェインさんも、光浦さんがコメディアンと知り深く腑に落ちたと言い、“あの『間』の取り方は職人技のようでした”とべた褒めしています」(芸能誌ライター)

 光浦は2021年に50歳で芸能活動を休止し、カナダへ単身留学。留学2年目からはワークパーミット(労働許可証)を得るためのカレッジへ入り、料理を学ぶコースで専門技術を習得しながら英語力を磨くというハードな生活を送った。

 最終的にはフレンチのフルコースを1人で作れるようになるくらいの本格的な学校で、厳しいシェフも多く、かなりのスパルタ。朝5時に起きて真っ暗ななか通学する毎日だったという。書籍のインタビューで光浦は、「まるで軍隊みたいなところでした」と語っている。

『ばけばけ』出演のトミー・バストウとレッスン

「そんな光浦さんが留学先で交流を深めていたのが、NHK朝ドラ『ばけばけ』にヘブン役で出演したトミー・バストウさん。昨年『あさイチ』に出演した際に、バストウさんと共演経験のあった二階堂ふみさんの紹介で、2021年頃からそれぞれ日本語と英語を教えあう関係になったと明かしています。

 光浦さんは“トミー”と呼び、週1回程度カフェで会ってレッスンしていたよう。朝ドラ抜擢の話すら出ていない頃で、バストウも“いつか日本で仕事できるといいな”と光浦さんと夢を語り合っていたと言います」(前出・芸能誌ライター)

 遠いカナダの地で切磋琢磨していた2人だったが、その努力がお互い大きく花開いたというわけだ。光浦のたゆまぬ努力に、ネット上では

《努力して切り開いていく姿は励みになる。凄くかっこいいと思う》

《アラフィフからの大冒険をワクワクしながら見守っています》

《地道な努力の上に輝きがあるのだな》

《努力で培ったものと才能が合わさって一気に花開いた感じ》

 と称賛の声が止まらない。“努力の人”光浦の挑戦は、まだまだ広がりを見せそうだ。