2025年シーズンから中日ドラゴンズの指揮をとっている井上一樹監督(54)が、試合後取材を初めて拒否した。「話すことがない…今日は勘弁してくれ」と肩を落とした指揮官だが、約1時間前にはとびきり笑顔を披露していてーー。
阪神タイガースの本拠地・甲子園球場に乗り込んでのセ・リーグ11回戦。5月20日まで14勝27敗とリーグ最下位に落ち込む中日だが、この日は序盤から主導権を握る試合運びを見せていた。
先発のカイル・マラー投手(28)が6回まで阪神打線を無失点で抑えると、打線も山本泰寛選手(32)の飛び出して5回までに4点を重ねる。そして6回表、投手のマラーにも2ランホームランが飛び出して6−0と、完全に中日ペースの試合展開に。
この時、ベンチ内は大盛り上がりの快勝ムードで、井上監督も笑顔を見せ選手を拍手で迎え大喜び。後ろにいた嶋基宏ヘッドコーチ(41)も「嘘だろ」とばかりに、口元を手で押さえるも笑顔を隠しきれなかった。
この首脳陣の様子が中継に乗ると、Xでは《井上監督と嶋コーチめっちゃ笑顔やん》《久々に井上監督の笑顔見たな》《井上監督の会心の笑顔久しぶりに見てる》などと、テレビ観戦していたファンもほっこり。ところがーー。
7回表に中日がさらに1点を加えて迎えるとその裏、好投を続けていたマラーが阪神打線につかまって2点を返されると、継投を託された藤嶋健人投手(28)、齋藤綱記投手(29)も勢いを止められずに7−4と3点差に迫られる展開に。
すると、8回裏に同点に追いつかれ、9回裏には牧野憲伸投手(26)が森下翔太選手(25)にサヨナラホームランを打たれて、阪神に7点差をひっくり返されるという大逆転負けを喫した中日。
試合後、井上監督の表情から笑顔が消えたのは当然で、それでも気丈に振る舞ってナインを迎えるも、冒頭の如く取材に応じる力は残っとおらず、早々と球場を後にしたのだった。すると、
7点取った時点ではしゃぎすぎ
《井上の笑顔を思い出すと泣けてきます》
《めっちゃ笑顔の井上監督みたのに…残念だったね》
《井上監督と嶋に涙が止まらない 流石にこの笑顔を見ると心が辛くなる》
視聴者からはやはり、約1時間前には“めっちゃ笑顔”だった指揮官の、悲壮感を漂わせる変貌ぶりに「辛い」「泣ける」との同情の声。一方で、
《井上監督 7点取った時点ではしゃぎすぎ》
《井上の油断した笑顔が良くなかった。勝負事の最中は油断禁物》
《7点差あっても負けるってさ… はぁぁ心が折れました 雨で頭痛いし休養したひ 井上監督もご一緒にいかが》
試合中にもかかわらず、さも勝利を確信したような笑顔を見せたことを「油断」とみなして、逆に咎めるような声も見受けられる。
これで借金14と復調の兆しが見えない中日。井上監督自身だけでなく、信じて応援し続けるファンを再び笑顔に戻すことはできるのだろうか。
