5月1日にデビュー44周年を迎えた中森明菜。同日、セルフカバーJAZZアルバム『AKINA NOTE』をリリース。それを記念してタワーレコードと初のコラボカフェ「AKINA CAFE」が5月17日まで東京の表参道でオープンしていた。
「デビュー記念日でコラボカフェの初日には、明菜さん本人が来店し、お店に直筆サインをプレゼント。コラボカフェ限定の記念グッズが品切れになるほど、盛況だったようです」(スポーツ紙記者)
5月5日には、番組のエンディング曲として起用されている経済ニュース番組『ワールドビジネスサテライト』(テレビ東京系)に出演。
「事前に収録されたインタビューで、明菜さんは新曲の『カサブランカ』に込めた思いを明かしていました。いろんな苦しみを味わっている人たちに少しでも元気を届けたいと語っていました」(テレビ局関係者)
5月6日から3日間は、ファンクラブ会員限定の『ALDEA Bar at Tokyo 2026』を開催。2024年から続くこのイベントでは、ヒット曲のJAZZバージョンなどを披露してきた。
ファンの手を握って投げキッスも
「フラメンコを踊る場面もあり、妖艶なパフォーマンスにみなさん酔いしれていました。MCでは、最前列にいたファンの手を握るシーンも。最後は投げキッスをしながらステージを後にしていました」(イベントに参加したファン)
ファンクラブ限定となる5公演を“完走”した明菜。今は7月1日から行われる20年ぶりのライブツアー『AKINA NAKAMORI LIVE TOUR 2026』と、来年のデビュー45周年に照準を定めているようで─。
「明菜さんといえば無類のお酒好き。今は体力づくりのため、昨年から断酒を続けているそう。ファンクラブ会員限定イベントはおよそ180席。
7月からのツアーは2000席以上の規模で、東京公演の東京国際フォーラムは5000席以上になります。事務所スタッフは明菜さんの体調管理のためにお酒に手を出さないよう“監視”しているんだとか」(芸能プロ関係者、以下同)
昨年末に東京と大阪で行われたディナーショーでは“外出禁止令”が出たというが……。
「大阪ではスタッフがたこ焼きをテイクアウトして、明菜さんはホテルで食べたそうです。ただ、明菜さん本人は、週1回か2回ぐらいのペースで、ガブ飲みしない程度にお酒を嗜みたいと漏らしています」
旧知のスタッフも“カムバック”
断酒だけでなく、ボイスレッスンにも挑んでいるという。
「数か月前からボイスレッスンに通っているといいます。基本的な発声方法から鍛え直しているそうで、指導しているのは、業界では評判の人なんだとか」
ツアーに向けて、旧知のスタッフも“カムバック”していた。
「1980年代半ばから後半に、明菜さんのスタイリングを担当していた女性が、再び衣装を担当することに。1984年に発売された『飾りじゃないのよ涙は』での衣装は、肩パッドの入ったバブリーなスーツでインパクトがありましたが、その衣装を担当したことでも有名。
明菜さん以外に、藤あや子さんや坂本冬美さんなど数多くのアーティストからの信頼も厚いベテランの女性スタイリストです」
ツアーは、およそ10年ぶりのシングルCDとなる『ごめんと、すきと、』を引っさげて挑むことに。
「明菜さんはデビューからこれまで、何度か音楽レーベルを移籍しています。今回の新曲は“古巣”のワーナーミュージックから発売となりました」
強い覚悟でライブツアーの準備を進める明菜だが、危惧していることも。
「明菜さんは、今でも本番で緊張するタイプ。デビューのときから、ライブ前には『人』という字を手のひらに3回書いて飲み込むルーティンを欠かさないんだとか。5月のファンクラブイベントでも“緊張しちゃう”と声を震わせる場面があったそうです」
「一気に勝負をかけすぎ」との心配も
芸能ジャーナリストの渡邉裕二氏は、20年というブランクについて、
「明菜さんがボイスレッスンに取り組み、努力していることは確かですが、一気に勝負をかけすぎだと心配です。ファンとしては、1公演で20曲程度は歌ってほしいと思うでしょう。明菜さんのことを気遣うのであれば、所属事務所は一気にキャパを広げるべきではないと思うのですが」
今回のツアーは“新しい明菜”を見せることができるのかが、勝負になるという。
「ライブツアーをするのであれば“現在と過去”をしっかりと埋めていくような展開をしていくべきでした。少なくとも新曲のCDやアルバムをいくつか出すなど、まずは“新しい明菜”をアピールしてからライブツアーにチャレンジしてもよかったと思います。ただ、ライブは空気感を共有するものなので“別物”だと考えたら否定はできません」(渡邉氏)
完璧主義でストイックな明菜。それはファンに満足してほしいからこそ、なのだが……。
