『豊臣兄弟!』に出演する池松壮亮(左)と仲野太賀

 仲野太賀主演のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』が、思わぬ形で視聴者をざわつかせている。

サブタイトル「風雲!竹田城」にSNS大盛り上がり

大河ドラマ『豊臣兄弟!』

 5月24日放送回のラストで流れた次回予告。サブタイトルが「風雲!竹田城」と明かされると、SNSでは「狙っているとしか思えない」「そのサブタイトルはアリなの!?(笑)」と大盛り上がり。かつて社会現象を巻き起こした人気バラエティー『風雲!たけし城』と一文字違いという絶妙すぎるネーミングに、“昭和世代ホイホイ”との声が相次いだ。
 
『風雲!たけし城』は1986年にスタートしたTBSの名物バラエティー。ビートたけし扮する“たけし城”の城主に一般参加者たちが挑み、水上の丸太渡りや回転する足場、泥だらけの難関アトラクションなどを突破しながら最後の決戦を目指すという、当時としては破格のスケールを誇った伝説的番組だ。

 海外でも人気を博し、日本のバラエティー史を語るうえで欠かせない一本として、いまなお語り継がれている。
 
 池に落ちたり泥まみれになったりしながら果敢に挑む参加者たちの姿は、当時の子どもたちに強烈なインパクトを残した。そんな“昭和バラエティーの金字塔”を連想させる今回のサブタイトルに、SNSでは、

《昭和世代には刺さりすぎる》
《ビートたけしも出てほしい》
《ギャグ回なのかと思った》といった声が続出。

本編は笑いとは無縁の重要局面

 中には、

《次回は秀長がアスレチックで城攻め?》
《竜神池みたいな堀を越えるのかな》

 と、“たけし城”風の展開を妄想する投稿まで見られた。
 
 もちろん本編は、笑いとは無縁の重要局面だ。5月31日放送の第21回では、秀吉とともに播磨攻略に乗り出した秀長(仲野太賀)が竹田城攻めを任され、初めて総大将として戦に臨む。さらに、倉悠貴演じる小寺官兵衛(のちの黒田官兵衛)も初登場。今後の物語を大きく左右する重要人物の登場に、歴史ファンの期待も高まっている。

 重厚な戦国ドラマの中に、思わずクスリとさせる遊び心を忍ばせた今回のサブタイトル。制作側の意図は不明ながら、昭和世代には懐かしく、若い視聴者には新鮮なインパクトを与えたようだ。

 放送前から大きな話題を呼んでいる「風雲!竹田城」。本編でどのような“城攻め”が描かれるのか、注目が集まっている。