6月1日、阪神タイガースの森下翔太選手(25)がインスタグラム・ストーリーを更新。【先日の試合のシーンについて】と書き出し、5月30日のZOZOマリンスタジアムでの自身の言動を謝罪した。一部ネットで批判を招いたのはーー。
問題視された“シーン”というのが1回表、千葉ロッテマリーンズの先発・唐川侑己投手(36)から14号ホームランを打った佐藤輝明選手(27)をベンチ前で迎えた時。佐藤とタッチを交わしては“マッスルポーズ”を決める、お馴染みのホームラン・セレブレーションを森下が披露。
ここまでは普段通りだったのだが、ベンチ内に戻る際にロッテナインが守るグラウンドに向かって「シャー」と声を張りあげた森下。これが相手を挑発、威嚇するような行為と受け取られて《態度悪すぎだろ》とネット上で批判が上がり、翌日にも《交代させろ》などの声が上がっていたのだ。
このムーブに反応した森下は、冒頭のストーリー投稿にて【決してそのような意図はありません!】と、相手選手やチームに向けたものではないとし、
【あくまで自分自身のプレーを鼓舞するため、また自チームを盛り上げるために感情が高ぶって出てしまいました。】
と釈明。さらに【相手チームや選手へのリスペクトは常に持っています。】と続け、
「誤解を与えた」「反省してる」
【誤解を与えてしまうような見え方になってしまったこと、反省しています。今後はプレーでチームに貢献できるよう集中していきます!】
即座に反省の弁を述べてみせたのだった。
試合での“失礼態度”を指摘されたわけだが、野球だけでなく、スポーツの試合において気持ちが昂ったことで「シャー」「オラー」などと一時的に声を出すことは珍しいことではないように思える。
実際、阪神ファンだろうか、批判意見と同等に《何も悪くない》《叩きたいだけ》との擁護論も高まっている。それではナゼ、謝罪に追い込まれるほどの騒動に発展してしまったのだろうか。
「主に2つの原因があると思います」とは、パ・リーグ事情に詳しい野球ライターの見解だ。
「メジャーリーグでもホームランを打ったり、三振を奪った際に吠える選手は多いのですが、決して相手選手やチームに向けることはありません。仮にそうしたのならば侮辱行為として取られて報復を受ける、乱闘に発展する可能性があるからです。
森下選手も、自軍ベンチ内での言動なら何ら問題はなかった。ですが中継カメラの角度から、いかにもグラウンドのロッテナイン、そしてライトスタンドのロッテファンに向かって吠えているように映ってしまった」
2打席連続本塁打の“森下デー”
また、以後のプレーも火に油を注いだようだ。この日は3回表、5回表と2打席連続ホームランを打って阪神の勝利の貢献。さらに6回裏の守備では、左中間に上がったフライを“お手玉”して落とすエラーも記録するなど良くも悪くも目立った1日に。
「まさに“森下デー”だっただけに、余計に敗戦したロッテファン、“叩きたい”ネットユーザーの標的となったのでしょう。当の森下選手ですが、やんちゃな野球少年がそのままプロになったような性格で、普段は人懐っこい可愛がられキャラですが、いざ試合では“相手を食ってやる”との強い気持ちで臨んでいる選手。
普段、彼を見慣れない他球団ファンにとっては、時に生意気、失礼な態度にも見えるのでしょう。これもセ・パ交流戦ならではの騒動と言えるのかもしれません」(前出・野球ライター)
真剣勝負をしている選手には、ネットの声を気にせずにプレーしてほしいものだが。
