山川穂高との自主トレを投稿した楽天・佐藤直樹(公式インスタグラムより)

 6月4日の横浜DeNAベイスターズとの試合で、終盤に7点差をひっくり返されて、7-8でサヨナラ負けを喫した東北楽天ゴールデンイーグルス。その試合中、両軍ファンが見守るグラウンド上で見せた“とある選手の姿”に賛否が起きている。

 パ・リーグでは借金12の最下位、セ・パ交流戦では2勝7敗の11位(6月4日時点)と低迷している楽天。この日も8回表まで7−0と大量リードで勝利と思いきや、その裏のDeNAの攻撃で一挙7点取られて同点とされると、9回裏にも1点を失ってまさかの敗戦

 選手たちも勝ちを信じていたのだろう。それだけに1イニングで7失点を許したチームを不甲斐なく思ったのかもしれない。8回裏に5点を返されて、なおも満塁のピンチを迎えてた場面で“事件”は起きた。

 加治屋蓮投手(34)の交代を告げられ、マウンドを引き継いだ津留﨑大成投手(28)が投球練習を始めた時だった。ライトの守備についていた佐藤直樹選手(27)が、外野グラウンドに腰を下ろしてしまったのだ。

 芝の上で胡座をかいてどっかりと座り込み、ガックリとうなだれて頭を掻いては帽子を浅めに被り直す佐藤。するとグローブを外して両手で人工芝をいじり出し、むしり取ろうとする動動作を繰り返した。

先頭打者弾を含む4打点の活躍も

 この一部始終が中継カメラにバッチリ抜かれると、ネットでは、

《そりゃ楽天の外野もへたるわ》
《楽天の佐藤君 いじける気持ちはわかるけども》
《楽天選手のこの座り込みタイミング完璧すぎて笑ったけど同情しかないわ》

 長すぎるDeNAの攻撃に飽きたのか、それともすでに逆転劇を案じていたのか、外野で“いじける”佐藤には同情の声も届けられた。

 というのも佐藤、先頭打者ホームランを含む、5打数2安打4打点と、本来なら試合後にヒーローインタビューが待っていたであろう活躍ぶり。5月にレギュラー定着して以降、低迷するチームにおいて気を吐く選手の1人だった。

2026年6月4日のDeNA戦で、投手交代中に外野で座り込んだ楽天・佐藤直樹の姿がネットでも話題に

 いくら打ってもひっくり返される楽天に、気持ちが切れてしまうのも無理はないとされたようだ。しかしーー、

《佐藤はやばい ソフトバンク放出された原因がここにも現れてる》
《佐藤の態度はわからなくもないけどソフトバンクが出した理由も分かるわ》
《ここら辺が原因でホークス出されたであろう部分 お前はプロや、ファンの人に見られている意識かたらない》

 この不貞腐れたような態度こそ、古巣から“放出”された原因とする指摘も。

 2019年のドラフトで福岡ソフトバンクホークスから1位指名された佐藤。俊足を生かした守備と強肩が売りの外野手として期待されるも、なかなか結果を出せずに1度は2023年に戦力外となる。2024年途中、育成契約から再び支配下登録されると、2025年にキャリアハイの104試合に出場。

 ようやくプロとして花開いた矢先、同年オフの12月に実施された現役ドラフトによって楽天に移籍。2026年はレギュラー取りを期待されながらも放出された背景に、ソフトバンクでの“素行”も関連しているとも。

ソフトバンク時代に“暴行”疑惑

 プロ野球選手のトラブルに詳しい芸能ライターによると、

「昨年10月、婚約者に対して暴力を振るったとの、佐藤選手による女性トラブルを『NEWSポストセブン』が報じたのです。女性の通報で警察沙汰にもなったとのことですが、男女間の問題だけに実際のところ何が原因だったかはわかりませんが、球団はトラブルの把握を認めています。

 2020年にも2軍の試合で、ルーキーにして球審に暴言を吐いて退場処分となり、のちにNPB(日本プロ野球機構)から厳重注意と制裁金5万円の処分が課せられています。感情的になりやすい性格なのか、プレーでも気持ちを全面に押し出すタイプですが、試合中に座り込む行為はプロとして褒められる態度ではありませんでした」

 球場にはプロ野球選手に憧れる子どもたちも多く足を運んでいる。チームがピンチの時こそ、外野から声をかけて勝利に導く選手になってほしい。