昨年10月の首相就任から8か月がたち、支持率下落の局面を迎えた高市早苗首相。国民からの厳しい声が聞かれる一方で、「女性初の首相だからこそ応援したい」と評価する声も根強い。
賛否が渦巻く中、『週刊女性』は女性1000人に緊急アンケートを実施。高市首相は同性の心をつかんでいるのか。それとも─。女性有権者たちのリアルな評価とは?
※インターネット調査会社「Freeasy」で6月1日に女性1000人を対象に実施
「トランプに媚びるな!」
570人と過半数を占めた「嫌い」派の意見を見てみよう。
「失言や疑惑が多く、それに対しての説明がなされていないことが不誠実に感じる」(大阪府・25歳)
「公約を実行(実現)していないから」(神奈川県・68歳)
「政策の優先順位が公約ではなく、自分のしたいことだけ」(兵庫県・68歳)
「憲法9条を改正しようとする点は気がかり」(東京都・35歳)
「記者会見を開かない、国会討論をしないなど国民に対して誠実さがない。勇ましい言葉ばかりを並べて弱者への政策がない」(神奈川県・54歳)
「うそつきの権化」(東京都・69歳)
と、国民に対して不誠実だと感じている人が多く、今年2月の衆院選での言動をあげた回答も多い。
「衆院選でこの人は信頼できないと感じた」(埼玉県・42歳)
「NHKの討論番組を欠席して逃げたのがすべて」(岡山県・32歳)
続いて外交に関する挙動で「嫌い」になった女性も多いよう。
「台湾有事発言、武器輸出規制の撤廃など軍国主義的なところがあり、本当にやめてほしい」(京都府・55歳)
「アメリカの言いなり。国民は二の次」(神奈川県・75歳)
「トランプの横ではしゃいでいた」(岩手県・56歳)
「トランプに媚びるな! みっともない!」(千葉県・47歳)
「アメリカとの外交が他国から狙われやすいと感じる。ナフサ問題など国民に寄り添ってほしい」(広島県・49歳)
「中国にケンカを売ってそのまま」(茨城県・53歳)
「外交時の媚びた表情やはしゃぎっぷりがいやらしい」(長野県・69歳)
「中国との関係に配慮が足りない」(北海道・71歳)
「愛子さまを天皇にして!」
他の理由として、皇室をめぐる言動をあげる人も目立った。
多くの女性が憤りを感じたというのは、4月29日に行われた昭和100年記念式典での振る舞い。
「天皇、皇后両陛下に対しての失礼な態度を見て人間性を疑った」(群馬県・60歳)
「式典での態度があり得ない。礼儀知らず」(北海道・43歳)
「陛下の前で歌謡曲に合わせてダンスするなど品位のかけらもないし、敬意も感じられない。日本人なのか疑問に感じた」(山梨県・27歳)
「天皇陛下のお言葉を聞きたいのに、挨拶させなかったのが許せない」(福島県・42歳)
他にも、皇位継承問題に関して「嫌い」と判断した人も。
「愛子さまを天皇にして!」(新潟県・49歳)
「天皇の皇位継承問題。国民の多くが不満を感じている。旧宮家からの皇族復帰などは論外!」(東京都・72歳)
1000人中570人の女性が「嫌い」に票を投じたが、それぞれの理由を見ていると、首相に対して強い関心があることがうかがえた。
過半数の女性たちからの厳しい意見が政権への逆風をうかがわせたものの、高市政権の真価が問われるのはこれからだろう。
