近年、SNS上で“動物の癒し動画”がたびたびバズっているが、X(旧ツイッター)では、コーギーの女の子“こまち”の投稿が人気を集めている。
「ピーマンを1分間食べるだけの動画」が大バズり
「こまちは、2024年に投稿された『北海道蒸しチーズケーキ』の特大クッションに飛び乗る動画が“かわいすぎる”と話題になり、24万いいねを集めました。昨年11月に《本州みたいになって寝てた》と、ひと言添えられて投稿されたこまちの写真は、37万いいねの大バズリ。クッションと戯れる動画をはじめ、多くの投稿が人々の癒しになっているようですね。5月中旬には“ピーマンを1分間食べるだけの動画”が投稿されていたのですが、こちらは“ASMR”としての癒し効果も相まって評判を集めました」(エンタメ誌ライター)
SNSでは「良い夢がみれそう」「こういうのもっとみたい!」など、こまちのかわいさとヒーリング効果を噛みしめる声が集まるなか、「犬ってピーマン食べるんだ」「こまちちゃん、ピーマン食べられるんだね!」という、生野菜を食べる姿に驚く声も。
そこで今回、『獣医師が考案した 一汁一菜長生き犬ごはん』(世界文化社)など、犬や猫の食事に関する著書も手がけている『CHICOどうぶつ診療所』の獣医師・林美彩(はやし・みさえ)先生に、犬が野菜を食べることの是非について話を聞いた。
「ピーマンは、犬に与えても基本的には問題のない野菜です。ただし、どの野菜にも言えることですが、“体にいいからたくさん与える”のではなく、主食の補助・トッピング・おやつ程度に少量を取り入れるのが安心です」(林先生、以下同)
栄養面においては、どのようなメリットがあるのだろうか。
「ピーマンには、ビタミンC、βカロテン、ビタミンE、食物繊維などが含まれています。薬膳的観点で見ると、胃腸のサポートをしてくれたり、気の流れを整えてくれたりする働きもありますので、食欲不振や胃もたれをしている子、イライラしている子にお勧めの食材です。ピーマンは低カロリーなので、体重管理中の子のおやつ代わりにも使いやすい食材です」
ほかにも、人間と犬が一緒に食べられる野菜や果物はあるのかも聞くと、
「たとえば、夏の季節で言うと、きゅうり、トマト、ズッキーニ、すいかなどがあります。水分の多い野菜や果物は、暑い時期の水分補給のサポートになります。トマトは完熟した赤い実の部分のみを少量にし、葉・茎・未熟な青い部分は避けます。すいかは種と皮を取り除いて与えます。季節の野菜や果物を取り入れるときは、(1)初めての食材は少量から(2)味付けをしない(3)細かく刻み、加熱して消化しやすくする(4)下痢・嘔吐・皮膚のかゆみなどが出ないか観察する、以上の4点を意識すると安心です」
いつも愛くるしい姿を見せてくれるこまち。次はどんな動画で、私たちをほっこりさせてくれるのだろうか。
