ミスタードーナツの「もっちゅりん」いちご味(公式HPより)

「まさか、いちごだけもう終わっちゃうなんて……」

 いま、SNS上でそんな絶望に近い嘆きが広がっているのをご存じだろうか。ミスタードーナツが創業55周年を記念して放った自信作『もっちゅりん』。もち粉と米粉を絶妙なバランスで配合した、これまでのドーナツの常識を覆す“もっちゅり”食感が話題を呼び、発売初日から各地で大行列が目撃されたのは記憶に新しい。

 しかし、この狂騒曲の裏で、あまりにも残酷な“格差”が存在している。今回のラインナップは「きなこ」「みたらし」「いちご」の3種類。多くのファンは「夏休みまでゆっくり全種類制覇しよう」とのんびり構えていたが、実は「いちご」だけが、6月下旬という極めて短い期間で姿を消してしまうのだ。

 今回は、刻一刻と迫る「いちご」の終焉と、確実に手に入れるための攻略法を徹底解説します。

「いちごだけ先に消える」衝撃のタイムリミット

 ミスドの新作『もっちゅりん』は、その名のとおり「もっちり」と「ちゅるん」を掛け合わせたような新感覚のテクスチャーが最大の特徴。55周年の節目にふさわしい、ミスドの本気が詰まった逸品だ。

 しかし、公式サイトの販売期間をよく見てみると、そこには驚きの事実が記されています。

「きなことみたらしは8月中旬まで販売予定となっていますが、いちごだけは6月下旬までの限定。つまり、発売からわずか1か月弱という“短命”なフレーバーなんです。ミスドの期間限定商品は、人気が集中すると材料がなくなり次第、予定より早く終売することもしばしば。実質的には『今この瞬間』がラストチャンスと言っても過言ではありません」(フードライター)

 なぜ「いちご」だけがこれほどまでに早く終わってしまうのか。これには、夏に向けた商品ラインナップの入れ替えや、原材料の確保といった大人の事情が透けて見えるが、ファンにとってそんな理由は関係ない。

「いちご」がいち早く消えるとあって、SNSではこの非情なタイムリミットを知った人たちが、血眼になって探し求めているという“報告”が上がっている。 

ネットオーダーも「いちご」から消えていく

 この争奪戦の激しさを如実に物語っているのが、ミスドの予約サイト『ミスドネットオーダー』の状況だ。

 レジに並ばずに受け取れる便利なシステムだが、ここでも「いちご格差」が牙を剥いている。夕方頃にサイトを覗いてみると、「きなこ」や「みたらし」は在庫ありとなっているのに、「いちご」の項目だけがグレーアウトし、選択不能になっている店舗が続出。

ミスタードーナツの「もっちゅりん」(公式サイトより)

「近隣の3店舗をチェックしましたが、どこも『いちご』だけ品切れ。結局、4軒ハシゴしてようやく1個ゲットできました。まるで宝探し状態です(笑)」

 というのは30代の主婦。

 甘酸っぱいストロベリーチョコのコーティングと、もっちゅりとした生地のハーモニーは、老若男女問わず愛される王道の味。それゆえに、真っ先にターゲットにされてしまうのか。

「いちごは見た目の華やかさから、手土産としてまとめ買いする人も多いんです。1人で5個、10個と買っていく方がいると、一瞬で在庫がなくなってしまいます」(前出)

 この“いちご難民”の続出は、もはや社会現象と言ってもいいかもしれない。

“ラストチャンス”攻略法

「まだ一度も食べていない」「最後にもう一度だけ味わいたい」という人のために、確実に『もっちゅりん いちご』を仕留めるための攻略法をまとめてみた。

ミスタードーナツの「もっちゅりん」(公式サイトより)

「午前中のネットオーダー」

 多くの店舗では、当日の販売個数を朝の時点で設定。開店直後から10時頃までにネットオーダーを確定させておけば、仕事帰りや買い物のついでに確実に受け取ることができる。逆に、昼過ぎに思い立ってサイトを開いても、すでに「完売」の文字に打ちのめされる可能性が高い。

「駅ナカよりもロードサイド店」を狙う

 駅構内や繁華街の店舗は回転が早い分、完売も早い。一方で、住宅街に近いロードサイドの店舗や、ショッピングモールの端にあるような店舗は、比較的在庫が残っているケースがある。少し足を伸ばす価値はあるはずだ。

「いちごの風味を再確認しておくこと」

『もっちゅりん いちご』は、単なるイチゴ味のドーナツではない。生地自体のほのかな甘みと、酸味の効いたイチゴチョコ、そして表面のシュガーが三位一体となって押し寄せる。このバランスは、8月まで残る「きなこ」や「みたらし」の和風テイストとは全く異なる、洋菓子としての完成度を誇っている。

「一度食べれば、なぜこれだけが早期終了なのか、その希少価値に納得がいくはずです。あのモチモチ感とイチゴの組み合わせは、まさに“禁断の果実”ですから」(前出・フードライター)

8月まであると油断した者が泣きを見る結果に

「期間限定」という言葉には常に魔力が宿っているが、今回の『もっちゅりん いちご』に関しては、その魔力が一段と強力だ。

「きなこ」と「みたらし」が8月中旬までという長いスパンで設定されていることが、逆に「いちご」の短さをカモフラージュしてしまっている。「まだ大丈夫」と油断しているうちに、気づけば店頭からピンク色のドーナツが消え、茶色の和風ラインナップだけになっている……。

 ミスド55周年の祝祭を彩る、儚くも美しい「いちご」。そのもっちゅりとした食感と甘酸っぱい香りを記憶に刻むなら、今この瞬間しかない。

 明日、いや今日にでも、お近くのミスドへ走るか、スマホでネットオーダーの画面を叩くことを強くすすめる。6月下旬、後悔の涙を流すか、満足感に浸るか。すべてはあなたの行動力にかかっている。