6月9日、小泉進次郎防衛大臣がXを更新し、とある呼びかけを行ったのだが、この投稿が波紋を呼んでいる。
小泉進次郎防衛大臣による【拡散希望】
「小泉さんは【拡散希望】の見出しとともに《今、防衛省ではあらゆる政策に「スピード」を重視して取り組んでいます。特に、ドローンをはじめとする無人アセットについては安価で大量に迅速に生産できる力を求められる時代になりました》と説明。《この度「迎撃ドローン早期取得プログラム」を立ち上げました。締め切りは、6月29日17時。多くの提案をお待ちしてます》のメッセージとともに防衛省の外局である防衛装備庁のリンクを紹介しました」(全国紙記者)
リンク先のページでは《令和8年7月に迎撃ドローン(供試器材)を用いた実証試験を計画》し《実証の結果、部隊の運用に適するものがあれば、迅速な量産契約・納入を目指す》と記されている。そのために《装備品等に関連する実績、知見、能力を有する民間企業者から、迎撃ドローンに関する提案を広く募集》するとしている。
小泉大臣の呼びかけに対し、ネット上では疑問の声も聞かれる。
《コメント欄閉じて拡散希望して本来自分たちで考えて自分たちから企業にお願いしたり打診したりすることを民間に丸投げしちゃうんだ》
《シンプルな【拡散希望】で古のTwitterを感じてしまう》
《何が拡散希望だよこいつホンマ…マジでキラキラ戦争屋ふざけんな》
こうした意見が投稿される背景を、政治ジャーナリストはこのように指摘する。
小泉大臣の踏み込んだ発言
「このところ、小泉大臣は防衛や安全保障に関して踏み込んだ発言を繰り返しています。5月29日から31日にかけてシンガポールで行われた第23回アジア安全保障会議(シャングリラ会合)では中国が、日本を名指ししない形であったものの“新型軍国主義”と批判したことに対し“事実とかけ離れている”などと中国の軍拡を絡めて反撃し、話題となりました。この手の話題に“及び腰”ではなく、積極的に発言していこうとする姿勢が見受けられ、今回のXでの呼びかけにも至ったのでしょう」
だが、ネット上では《お得意の『慎重に議論』すべきとこだろがよ!!!!!いらねぇよそのスピード》といったツッコミの声もあり、いつもとは違った“スピード感”に対し違和感も示されている。
「今回の呼びかけは、期限が月内に設定されている短さに加え、なにより小泉大臣が【拡散希望】とネット上で見られる軽いノリのような形で、広く情報提供を求める姿勢に疑問の声があがってしまいました」(前出・全国紙記者)
小泉氏はこれまでにない異色の防衛大臣であるのは確かなのだろうが、これからもその言動は物議を醸しそうだ。
