6月10日、FIFAワールドカップ北中米大会の練習に参加するサッカー日本代表(JMPA 代表撮影)

 6月11日(日本時間12日)、アメリカ、カナダ、メキシコの3か国共催による『FIFAワールドカップ2026』が開幕した。

 4年に一度の祭典ということで、全104試合を配信する動画配信サービス『DAZN』への駆け込み契約が相次いでいるが、その一方で契約プランをめぐる戸惑いの声も広がっている。

まじトラップ」「めっちゃ紛らわしい」の声も

 問題となっているのは、契約時に表示される料金プランだ。

「公式サイトでは、『スタンダード』と『サッカー』の2種類が表示され、どちらもワールドカップの視聴が可能となっています。画面上では『スタンダード』が月額1980円、『サッカー』が月額980円と表示されているため、より安価な『サッカー』を選択する利用者が多かったようです。

 しかし、『サッカー』プランは年間契約を前提とした月額表示で、途中で解約手続きをしても契約期間中の支払い義務は継続します。一方、『スタンダード』プランは月額契約のため比較的自由に解約が可能となっています」(スポーツ紙記者)

 また、『スタンダード』に関しては、支払い方法によって解約時に30日前までの通知が必要となるケースもある。

 そのため、ワールドカップ期間だけの利用を考えている場合でも、月末まで待って解約手続きをすると翌月分の料金が発生する可能性がある。

 契約直後に解約手続きを済ませておいても視聴期間は継続されるため、利用者のなかには加入と同時に解約設定を行う人も少なくないようだ。

プランの説明ページには、『サッカー』が年間契約であることが下のほうに記載されています。ただ、利用者のなかには月額料金だけを見て判断してしまう人もいたのでしょう。スポーツの大型大会前は新規加入者が急増するため、普段あまり動画配信サービスを利用しない人も契約します。そうした人にとっては少し分かりにくく映った可能性がありますね」(同・スポーツ紙記者)

 実際、SNS上では契約後に内容に気づいたという投稿も相次いでいる。

《この表示、めっちゃ紛らわしいですよね》
《やられました、まじトラップ》
《カスタマーサービスに抵抗してたけど追い返されました》

 契約内容だけでなく問い合わせ対応への不満も広がっており、なかには返信まで時間を要しているとする声も見受けられた。

「サブスクリプションサービスは年々仕組みが複雑化しています。利用者側が契約内容を確認することも重要ですが、一方で事業者側には問い合わせ窓口を含めたサポート体制の充実も求められるでしょう。大会直前は問い合わせが集中しやすいため、迅速な対応が利用者の安心感にもつながります。

 日本代表の初戦は、日本時間6月15日早朝のオランダ戦を予定しています。日本戦だけであれば地上波での視聴も可能ですが、グループリーグ全試合や海外の強豪国同士の対戦まで楽しみたいファンにとってはDAZNの存在は欠かせません。だからこそ、契約内容への理解不足によるトラブルは避けたいところですね」(前出・スポーツ紙記者)

 ワールドカップ開幕という盛り上がりの裏で、料金プランの分かりやすさやサポート体制のあり方にも注目が集まっている。