米津玄師(YouTubeより)

 6月13日夜、NHK総合テレビで放送された国内最大規模の国際音楽賞『MUSIC AWARDS JAPAN 2026(MAJ)』。グランドセレモニーでは米津玄師がパフォーマンスを披露し大きな盛り上がりを見せたが、そこで登場した“サメ”が物議を醸している。

国際音楽賞で米津玄師の“サメライド”

話題となっている米津玄師のパフォーマンス(MUSICAWARDSJAPAN公式Xより)

『MAJ』は国内音楽業界の主要5団体が垣根を超えて設立した、一般社団法人CEIPA(カルチャーアンドエンタテインメント産業振興会)が主催する国際音楽賞だ。今年で2回目の開催となり、Mrs. Green Appleや藤井風、HANAなど多くの豪華アーティストが集結した。

「“最優秀楽曲賞”はサカナクションの『怪獣』、“最優秀アーティスト賞”はMrs. Green Appleが獲得し、他にも全部で59の賞が発表されました。米津さんはその中でも“最優秀J-POP楽曲賞”の他、4部門ある“Best Japanese Song”を総なめし5冠に輝いています。また別名義の“ハチ”としても“最優秀デジタルカルチャーアーティスト賞”を受賞するなど、大きな存在感を放っていました」(音楽情報メディアディレクター)

 米津はグランドセレモニーで、昨年大晦日の『NHK紅白歌合戦』に続き劇場版『チェーンソーマン レゼ篇』の主題歌『IRIS OUT』のスペシャルステージを披露。紅白と同様“サメライド”に乗り込んで歌唱したが、紅白の時とはサメに変化が……。

“サメの鼻面”の部分に「TOYOTA」

 紅白のサメはボディが水色で黒目がちだったのが、『MAJ』ではボディが黒、目も白目が大きくなっている。そして何よりも視聴者の目を引いたのが一番目立つところ、“サメの鼻面”の部分にデカデカと書かれた「TOYOTA」の文字だ。確かにTOYOTAは「トップパートナー」として『MAJ』をサポートしている。

 とはいえあまりにも堂々としすぎた“宣伝”に、ネット上では

《NHKさん、めっちゃTOYOTA出てるけどこれ大丈夫?》

《スポンサーに気を遣ったのかも知れないが、芸術や音楽に金の臭いはさせちゃいかんだろ》

《TOYOTAを前面に出しすぎててちょっと白けた……》

《絵面は面白かったけど、なんか芸術を企業に汚染された気がしてしまうな》

 などといった声があがっている。

「さまざまな意見のある“TOYOTAサメライド”ですが、気になるパフォーマンス映像は14日から米津さんの公式HPにアップされています。ちなみに同日、『2026 NHKサッカーテーマ』として書き下ろされた楽曲『烏』のジャケットも公開。ジャケットは米津さんの描き下ろし作品、楽曲はサッカー日本代表の初戦に合わせて15日にリリース開始となりました」(前出・音楽情報メディアディレクター)

 次々と話題を提供してくれる米津玄師。賛否ある“TOYOTA”のサメも、ひょっとすると彼なりの“シャレ”なのかもしれない。