6月4日、TikTokでホールケーキに子どもの顔を押し付ける動画が公開された。動画は自宅で撮影されたものと見られており、子どもの背景には『おたんじょうびおめでとう』の文字が飾られていた。
「命を脅かす行為」と断言
「子どもが1歳の誕生日を迎えたときの動画のようで、投稿主は母親。実際にケーキを押しつけたのは、母親の姉だと見られています。
子どもが泣き叫ぶ中、姉は“ああ、ごめん”と言いながらも、何度も子どもの頭を掴み、ケーキに押しつけていました。画面外からは、笑い声とともに“ドリフや!”と囃し立てる声が聞こえてくるなど、一緒に楽しんでいる様子。子どもの頭にイチゴを乗せるシーンなども映されており、終始子どもで遊んでいました」(全国紙社会部記者、以下同)
この動画はTikTokだけでなく、Xでも拡散され、“家族”を責め立てるコメントが相次いだ。
母親は福岡県在住とされており、動画を目撃した人たちが“虐待ではないか”と赤ちゃんを案じ、県内の児童相談所や警察に通報する事態にまで発展。
「投稿の翌日には児童相談所が動き、子どもを一時保護しました。5日から8日までで約200件の電話やメールが届いたといいます。
ケーキ押しつけ動画のほかにも、ビールの入ったジョッキのふちをくわえさせた動画や、入浴中に子どもの顔を両手で掴み、湯船に沈める動画も投稿されていたことがわかっています。家族からすると、ちょっとした“いたずら”感覚なのかもしれませんが、明らかな“虐待行為”に当たると思います」
窒息の可能性、命を脅かす行為
次々と明らかになる家族の行き過ぎた行為。『週刊女性』が母親を知る人物に取材を試みると、思わぬ答えが返ってきた。
「彼女の家族は仲がよく、特に姉妹はいつも一緒にいる印象でした。学生時代はバレーボールに打ち込んでいたスポーツウーマン。虐待をするような子だとは、どうしても思えないのですが……」
“家族愛”溢れる姉妹だというが、なぜその愛情を子どもに捧げられなかったのだろうか。ネット上でも、疑問の声が寄せられる中、家族問題・心理カウンセラーの山脇由貴子氏はこれまでの動画について、次のように話す。
「ケーキを押しつける動画と、ジョッキを口に当てる動画では“注意喚起”にとどまる可能性が高いと考えます。しかし、浴槽に沈める動画は窒息の可能性など命を脅かす行為であり、自宅内で撮影されていたことから、日常的に行われている可能性も考えられるため、(児童相談所は)一時保護の判断になったのではないでしょうか」
家族問題に精通する山脇氏も「命を脅かす行為」と指摘する“悪行”。現在は警察による捜査が進められているが、子どもの安全が確保されることを祈りたい。
