セブンイレブン(写真はイメージです)

 中東情勢の緊迫化により、供給不安となっている原油問題。『ポテトチップス』や『かっぱえびせん』等を販売するカルビー株式会社は、この影響を受けて、5月下旬より一部商品を白黒パッケージにすると発表。商品の安定供給を最優先としている。

セブンのおにぎりも白黒に…

「すでにスーパーなどには白黒パッケージの商品が並んでいますが、カラーの在庫がある店舗では、同時に陳列されている状況です。白黒パッケージについては、《食欲がそがれる》などの意見も上がりましたが、その珍しさからか、白黒パッケージの方が売れている店舗もあるといいます。

 政府は“必要量は確保”としており、現場のナフサ不足の原因は“流通の目詰まり”と説明していますが、こうした状況は来年前半ごろまで続くという見方も出ています」(全国紙社会部記者、以下同)

 物価高は続くものの、給料は増えないという現状に国民は疲弊。いまや、コンビニおにぎりも100円台で買うことが難しくなっている中、『セブン-イレブン』は6月23日より、パッケージを白・黒・シルバーのインクのみにし、価格を抑えた新たなおにぎりシリーズの販売を発表した。

「『銀しゃりむすび』シリーズと命名したおにぎりの発売を告知。ツナマヨや焼しゃけ、昆布など、おにぎりの定番メニュー6種がラインナップに名を連ねています。

 同社は本シリーズについて、《『お米本来の美味しさを、もっとダイレクトに味わっていただく』というコンセプトのもと、あえて海苔を使用しない設計》と説明し、《商品本来の価値を高めながら、手に取りやすい価格帯を実現》としています」

 気になる価格は、塩むすびの145円から、辛子明太子と焼しゃけの181円(ともに税込み)となっている。

喜びの一方で懐疑的な視線も

 この白黒パッケージおにぎりの発売にネット上では、

《こういうのでいいんだよ》
《3色パッケージのおにぎり、なんか逆にオシャレじゃないですか?》
《毎日コンビニでおにぎりを買う身としては、数十円でも安くなるのは本当に助かります。パッケージの華やかさより財布の方が大事》
《え~嬉しい~!パッケージ簡素化で価格を抑えるって、余計なコストを削いで中身で勝負するということですよね?》

 など、低価格かつシンプルなデザインに好評の声が上がる一方で、

《ごはんと具材の量もシンプルにならなきゃ良いけど》
《海苔巻かないことによる実質値上げの誤魔化しでは》

 と、懐疑的な視線も注がれている。

6月23日から発売される『銀しゃりむすび』シリーズ(公式サイトより)

「近年は海苔の高騰も激しく、約10年前と比較すると、現在は倍以上の価格になっています。本商品はパッケージ分だけでなく、海苔のコストもカットしていることから、“安くなるのは当然”という意見も寄せられています。

 同社の『手巻おにぎり』シリーズの辛子明太子と焼しゃけは232円(税込み)で、『銀しゃりむすび』シリーズと約50円の差が生じています。インクや海苔のコストを考慮すると、ただその分簡素になっただけで、特段安いということでもないのかもしれませんが、そのくらいシンプルなものを求めている顧客がいることも確か。人気商品になる可能性は大いにあるのではないでしょうか」(前出・全国紙社会部記者)

 “単なる話題作り”という声も上がるが、家計に優しい『銀しゃりむすび』の登場に歓喜する人も多いだろう。