女性芸人限定の賞レース『女芸人No.1決定戦 THE W』(日本テレビ系)が今年は開催されないことが、『スポニチアネックス』の報道で明らかになった。
『THE W』終了は既定路線だった
2017年にスタートし、ゆりやんレトリィバァや阿佐ヶ谷姉妹、3時のヒロインなどブレイク芸人を輩出したものの視聴率では苦戦していたほか、「笑えない」という批判も少なくなかった。
「女性芸人の底上げを目的にスタート。視聴者からは批判も少なくなかったものの、需要が高まっている女性芸人の発掘の場になっていたことで、業界内での注目度は高かったんです。ただ、ジェンダー平等の観点からも女性限定の賞レースは時代錯誤では? という声も上がっていたことで、終了の噂はずっと流れていました」(放送作家)
昨年、同じ日本テレビで『ダブルインパクト〜漫才&コント 二刀流No.1決定戦〜』の企画が立ち上がった時点で、終了は既定路線だったという。
「賞レースは放送後も配信サイトなどで安定して視聴されることから、テレビ局にとってはドル箱のコンテンツです。そこで日テレは『THE W』に代わる新しい賞レースを模索した結果、『ダブルインパクト』がスタートしたと聞いています」(制作会社関係者)
昨年、粗品の辛口審査が話題になった『THE W』だが、それも最後の抵抗だったようだ。
「大会の継続を求める女性芸人や番組スタッフも多かったので、話題づくりのために粗品さんに辛口審査をお願いしたようですね。もしそれで視聴率が上がるようであれば継続される可能性も残っていたようですが、残念ながら前年とほぼ変わらない視聴率で終わってしまいましたから」(前出・放送作家)
男女混合で行われる全国区の賞レースで優勝したのは、『R-1グランプリ』19代目チャンピオンのゆりやんレトリィバァのみ(だいたひかるが優勝した初回は関西地区での放送)。
多くの女性ブレイク芸人を輩出した大会が終了するのは残念だが、ゆりやんレトリィバァに続く男女混合賞レースを制する女性芸人の誕生に期待するしかなさそうだ。
