夏休みを間近に控え、テーマパークでのレジャーを計画している人も多いはず。せっかくなら、人気のパークに足を運んで、とことん楽しい思い出にしたいもの。というわけで、20代~50代の男女500人に聞きました。行ってがっかりしたテーマパークはどこですか?
開放感のなさでランキング入り
同数で5位が2つランクイン。
まずは東京ジョイポリス(東京都)。
「敷地が狭い」(東京都・47歳・女性)、「室内なので開放感がなく、求めていたものと違った」(東京都・38歳・女性)との声が。
「昔は大阪や福岡、新潟など全国各地にあって、唯一お台場だけ残っています。アトラクション数は頑張っているけれど、屋内型ということもあり、思っていたより小さい印象を受けるのでは」(日本遊園地学会会長・塩地優さん、以下同)
お台場のデックス東京ビーチにある屋内型テーマパークで、20種類以上のアトラクションを常設。
「アトラクション自体も若者向けでターゲットを絞っている。大人がゆっくり楽しめるタイプのパークかというと違いますね」
同列5位は志摩スペイン村 パルケエスパーニャ(三重県)。
「期待したほどアトラクションが多くなく物足りなかった」(埼玉県・54歳・女性)、「スペイン感がなかった」(大阪府・44歳・女性)と、期待はずれの声が。
「スペインをテーマにしているけれど、ハウステンボスと比べると街並みの奥行きが浅い。遊園地的なアトラクションが大半で、テーマパークのアトラクションをイメージして行くとがっかりするかも」
「志摩スペイン村」内にあるテーマパークで、スペインの街並みを再現し、異国情緒を演出している。
「ミュージカルやパレードに力を入れていて、本場のスペインのダンサーによるクオリティーの高いショーも行っています。スペインの街並みはおまけくらいの認識で、ショーと遊園地の組み合わせだと思って行くと楽しめるのでは」
3位はサンリオピューロランド(東京都)。
「成人男性には楽しめない」(埼玉県・39歳・男性)、「思ったより規模が小さかった」(神奈川県・53歳・女性)と、ワースト3に。
「ライドアトラクションは2つだけで、ショーが売りではあるけれど、“みんななかよく”とメッセージ性が子ども向け。大人が見ると、子どもだましのショーだと感じる可能性も」
1990年に誕生した日本初の屋内型テーマパーク。サンリオキャラクターをモチーフにしたショーや、アトラクションを展開している。
「質の高いエンターテインメントを提供しているけど、なかなか伝わりにくい。ターゲットが特定されたパークで、アンケート層とのズレもありました」
人気すぎて混雑していると不満が
同じく3位はジャングリア沖縄(沖縄県)。
「期待はずれだった。恐竜がしょぼい」(愛知県・48歳・男性)、「作り物感がよくわかってしらける」(兵庫県・56歳・女性)と、今話題のパークがランクイン。
「テーマパーク的なアトラクションはダイナソー サファリ、ファインディング ダイナソー、やんばるフレンズの3つしかなく、パーク内の作り込みもあまりないので、街並みも楽しみにくい」
昨年7月、沖縄北部に開業。当初からの不評に加え、SNSでは口コミ操作疑惑も起こりイメージダウン。
「園内はガラガラで、アトラクションの待ち時間もほとんどない状態。何か逆転の一発がないとこの先ちょっと厳しそう」
2位はハウステンボス。
「見るものがなくてつまらなかった」(福岡県・53歳・男性)、「料金が高いだけで特に記憶に残っていない」(大阪府・58歳・男性)と、よかったに続きがっかりランキングでも上位に。
「コストのかかったアトラクションが少なく、東京ディズニーランドのようなテーマパークを想像して行くと、期待はずれとなってしまう。街並みなどゆったりした過ごし方に魅力を感じないと難しい」
1位は東京ディズニーランド。
「異常に混雑してる。何度か行ったがいまだに良さがわからない」(東京都・50歳・男性)、「混んでいて値段が高い」(千葉県・54歳・男性)と、よかったと同時にがっかりでもトップに。
「混雑と待ち時間の長さが厳しく評価されました。どうしても人気アトラクションばかり狙いがちだけど、小さなアトラクションもたくさんあるので、混雑状況に合わせて楽しめば満足度も高まるはず」
テーマパークの楽しみ方は人それぞれ。そこに共通する魅力とは?
「日常とかけ離れた、爽快感のある体験ができること。乗り物に乗っていると、自然と笑いが引き出されてしまう。嫌なことはすべて忘れて、ポジティブに楽しめるところが魅力」
今年の夏は、どのテーマパークに行きたいですか?
取材・文/小野寺悦子
