ボビー・オロゴン

 かつて独特な日本語と明るいキャラクターで“愛され外国人タレント”としてお茶の間を沸かせたボビー・オロゴン容疑者が千葉県警に逮捕されたのは、6月14日のこと。不同意性交の容疑だった。

「ボビー容疑者は4月21日、千葉県内の民家に知人の女性を呼び出し、性的暴行を加えた疑いが持たれています。被害の相談を受けた警察が捜査を進める中、海外に滞在していたボビー容疑者が帰国。羽田空港に降り立ったタイミングで身柄を確保されました。本人は“事実はまったく違う”と容疑を否認しているようですが、勾留は続いており、釈放の兆しは見えません」(全国紙社会部記者)

「毎回違う女性を連れて…」

 テレビで見せていた、あの笑顔の裏で、いったい何が起きていたのか。彼の私生活を巡る金銭や女性、暴力のトラブルは、これが初めてではない。記憶に新しいのが、2020年に世間を騒がせた当時の妻への暴行騒動だ。

「2020年5月、さいたま市内の自宅で妻の顔を指で突いたとして現行犯逮捕されました。暴行罪で在宅起訴され、罰金10万円の判決が下されています。この事件の前から夫婦関係は冷え切っていたようですが、離婚調停の中でボビー容疑者の凄まじい“横暴ぶり”が次々と明らかに。2025年5月にようやく離婚が成立したものの、ボビー容疑者には約7200万円の財産分与と生活費の支払いが命じられました」(ワイドショーデスク)

 巨額の離婚対価を支払うことになったボビー容疑者。週刊女性PRIMEは、かつて彼が家族と暮らしていたさいたま市内の自宅を訪ねた。

 テレビ番組でも紹介されたことのある、プール付きの大豪邸。2023年7月の取材時には、駐車場に《バカ》と落書きをされた黒塗りのベンツが停まっていたが、現在はブロンドカラーのアルファードに代わっていた。現在の様子を近隣住民に聞くと、なんとも奔放な私生活が浮かび上がってきた。

「今も住んでいるかはわかりませんが、ときどき見かけますよ。仲間を連れていますね。前の奥さんや子どもたちの姿は消えましたが、代わりに別の日本人女性と一緒にいるのを見ます。それも、毎回違う女性を連れている感じなんですよね」(近隣の70代男性)

 2017年から、この場所に住んでいるボビー容疑者。近所づきあいは希薄だったというが、一方でこんな意外な一面を語る声もあった。

「ボビーさん? 会えばちゃんと挨拶してくれますよ。私が脚を悪くして、買い物に行こうとトボトボ歩いていたら、車を運転していたボビーさんが窓から顔を出して“送っていこうか?”って声をかけてくれたんです」(近隣の60代女性)

大勢の仲間が週末の夜に大騒ぎ

 近隣住民に見せていた、気さくで優しい素顔。しかし、彼の“ビジネス”の現場に目を向けると、まったく異なるシビアな現実が見えてくる。

 ボビーの自宅から南西に4キロほど離れた場所に、彼自身が代表取締役を務める会社名義の木造アパートがある。2026年2月に完成したばかりの新築で、2階建ての全5戸。ピカピカの物件だが、地元の住民が明かす内情は穏やかではない。

「もともとここには、地元の給排水設備会社のご夫婦が自宅兼事務所として住んでいたんです。それを2011年にボビーが土地ごと買い取り、その夫婦にそのまま貸していました。ところが、家賃をどんどん吊り上げられたらしくて……。納得のいかない夫婦は結局、出ていって近所に引っ越しました。その後、古い建物を壊して建て替えたのがあのアパートです」(近隣の60代男性)

ボビー・オロゴンの会社が所有する埼玉県越谷市の集合住宅には、かつて《バカ》と落書きされていたベンツが。落書きは綺麗に消されていた

 現在はすべての部屋が空室で、ひっそりと静まり返っている。さらに、自宅から東に15キロほど離れた埼玉県越谷市にも、彼の会社が所有する築40年以上の3階建て、全19戸の集合住宅が存在する。

「もともとは東京の財団法人の社宅だった建物を、2018年にボビーが買い取ったんです。その後、仲間たちを大勢連れてきて外壁を改装し、そこに住まわせていましたね。週末の夜になると、いろんな部屋から大音量のEDMが爆音で流れてきて、まるで街中でパーティーやフェスが始まったかのような大騒ぎでした」(近隣の40代女性)

 その敷地内には、かつて旧自宅の駐車場で目撃した、あの《バカ》と落書きされていたベンツが。落書きは綺麗に消されており、近くには鮮やかなイエローのポルシェも停まっていた。

 周囲への聞き込みでは、ここにボビー自身が寝泊まりしているかまでは確認できなかった。

 親切な隣人の顔、家賃を吊り上げる強欲なオーナーの顔、そして夜な夜な別の女性と過ごす奔放な顔――。逮捕から10日以上が過ぎた今も容疑を否認し続けているが、彼の口から語られる“真実”とは、いったいどのようなものなのだろうか。