巨人OBの“デーブ”こと大久保博元氏(公式インスタグラムより)

 巨人、阪神、ヤクルトの三つ巴の混戦が続くセ・リーグ。勝負の夏場に向けてどこが抜け出そうとしているのか、熱心な野球ファンは球界OBたちの戦況分析にも「鋭い見立て」や「深い解説」を期待している。そんな中、元巨人のデーブ大久保氏の発言に、視聴者があ然とさせられたようで……。

 6月22日、デーブ大久保氏が自身のYouTubeチャンネルを更新。〈巨人阪神の戦力を徹底分析します〉と題された動画にはヤクルト、巨人、中日のスコアラーを務めた志田宗大氏がゲストとして登場し、現在のセ・リーグの戦況分析を展開した。しかし、動画が進むにつれて視聴者が困惑する事態に……。

「ホスト役である大久保氏は、古巣である巨人の基本情報すら知らず、素人と変わらないレベル。今季、“鉄壁のリリーフ陣”の一角として大活躍している田中瑛斗について、『田中って誰?』と尋ね、楽天に移籍した田中千晴と勘違い。日本ハムから移籍したと説明されると、『知り合いの息子がエイト』というどうでもいい情報をツッコみ、大すべりしていました。

 さらには、外国人選手の話題では、『あの左投手はどうした?』と、すでに退団してメジャーで活躍しているグリフィンの名前を出す始末。野手についてはもっと疎く、『浦田(俊輔)? 知らない。40何年前の俺の担当スカウトが“うらた”だった』『ショートは誰がレギュラー? 泉口って内野なの!』と続け、志田氏からも『どこで話が止まってるんですか』『さすがにそれは知っておいたほうがいい』『評論家返上してください』とたしなめられていました」(スポーツライター)

 阪神の話題にしても、近本光司が骨折で離脱した情報を知らないばかりか、佐藤輝明が三冠王を獲りそうな活躍をしていることにもキョトン顔だった。

プロ野球界への未練はないと公言

居酒屋『肉蔵でーぶ』オーナーでもある、巨人OBの“デーブ”こと大久保博元氏(公式インスタグラムより)

大久保氏はプロ野球界への未練はないと公言し、現在は“居酒屋のおやじ”と自認していますが、登録者数40万人を持つ野球専門チャンネルを運営し、ゲストを招いて配信する立場としては完全に勉強不足。対談相手の志田氏は侍ジャパンでもスコアラーを担当したこともあるプロ中のプロです。実際、“8月末に予定されている巨人と阪神の直接対決が山場になる”と早くから指摘していたほどの観察力を持っています。しかし、野球ファンであれば“初級”レベルの内容に収支し、『戦力を徹底分析』という動画タイトルに期待していた視聴者には肩透かしとなってしまいました」(同前)

 コメント欄でも《ホストが何にも勉強してないからとても聞きにくい動画になってる》《案外デーブさん野球見てないんだなあ。全然知らないんだもん》《さすがにこの動画きつい》《放送事故レベル》と、ツッコミが殺到。コンテンツとしてのクオリティが問われる事態となっている。

「今回の動画は、球界を離れた大久保氏が志田氏から最新情報をレクチャーしてもらうというスタンスでしたが、そもそも野球メディアに関わり続けるのであれば、知識のアップデートは不可欠。デーブ氏は別メディアで野球コラムを執筆していますが、そこでも登場するのは広沢克実、愛甲猛、橋本清といったオールドネームばかり。昔話だけでは、昭和世代しか食いつかなくなるのでは」(週刊誌記者)

 歯に衣着せぬ“デーブ節”が魅力のデーブ大久保チャンネル。といっても、最新のプロ野球に関する情報すら知らなければ噛みつけないだけに、まずは日々の試合を観戦してもらいたいものだ。