大谷翔平

「私たちは人生において、この素晴らしい日を共に迎えられたことに、大きな喜びを感じています。無事に生まれてきてくれてありがとう。また、この道のりを支えてくださったすべての方々に心から感謝申し上げます」(原文は英語・編集部訳)

明確な統一基準はない

 第二子の誕生について6月20日、インスタグラムで公表した大谷翔平選手。真美子夫人と連名で投稿。さらに25日、青いおくるみに包まれた赤ちゃんが男の子であるとことを認めた。

 2人は第一子の女児誕生を'25年4月に公表。第1子誕生から約1年での“年子”となったことをめぐり、SNSではさまざまな声が上がった。

《第二子のご誕生おめでとうございます。賑やかになりましたね。楽しみが増えてなによりです》

 など祝福の声も多い一方、

《2025年4月に出産して、もう第二子誕生?》

 と産後半年ほどで真美子夫人が第二子を妊娠したことに「ハラスメント」だとまでいう人も出てきて、“年子論争”が勃発。

 そこで、「西川婦人科内科クリニック」名誉院長、西川吉伸先生に年子出産について、第一子の出産から第二子の妊娠まで、一定の期間を空けなければいけないのか聞いてみた。

日本産婦人科学会のガイドラインには、次の妊娠までに必ず何か月空けるべきという明確な統一基準はありません。ただし、国内外の周産期学では出産後18か月~20か月程度空けてから次の妊娠をするのが望ましいという考えが支持されています」(西川先生、以下同)
 
 医学的リスクに関しては、

出産後12か月未満での妊娠では早産や低出生体重児が多い、胎児の発育不全、母体の貧血というリスクが高まるといわれています。できれば6か月未満の妊娠は避けたいという医師の意見は多くあります

 年子出産の場合、注意しないといけないことがあるという。

帝王切開での出産なら1年以上空けるべき

前のお産により、貧血の状態が強くないか、骨盤底筋の筋肉が回復しているか、疲労が溜まっていないかを気にかける必要があります。また、授乳中だと栄養消費が大きいともいわれています。ただ、真美子さんはバスケットボール選手だったこともあり、一般論が当てはまるかどうかもわからず、実際の回復度がどれくらいかわからないので、推奨はしませんが、絶対ダメだとも言えないですね

青いおくるみに包まれた大谷翔平選手の第二子(本人の公式Instagramより)

 また、特定の妊娠、出産方法では期間を空けるべきとされているそうだ。

体外受精での妊娠・出産の場合は、授乳が終わり、月経周期が戻ってから次の妊娠をするよう指示をしていて、帝王切開での出産からは1年以上空けるべきとされています
 
 医師として年子出産については、

一般論としてはもう少し妊娠まで間隔を空けてもよかったのかなと思いますが、結果論としては元気な赤ちゃんが生まれてきて大谷家が幸せであればいいと思います。3人目はもう少し間を空けてもいいのではないでしょうか

 と話した。

 産後12か月未満での妊娠にはさまざまなリスクもあることが指摘されている。しかし、夫婦の事情を知らずに「年子だからハラスメント」だと安易に批判することはやりすぎではないだろうか。