《ライブハウス武道館へようこそ!》
6月25日、冒頭のように綴り、群馬県の地方新聞の全面に大きな広告が打たれた。この広告がSNS上で拡散され、話題となっているが、それもそのはず、1980年代の日本ロック界を席巻した“伝説バンド”の復活を匂わせるような内容だったのだ。
伝説バンドBOOWYの“胸熱広告”
「1981年に結成され、わずか7年後の1988年4月に行われた東京ドーム公演『LAST GIGS』で解散となった『BOOWY』のロゴが中央に記されていたのです。『BOOWY』はボーカルの氷室京介さん、ギターの布袋寅泰さん、ベースの松井恒松さん、そしてドラムの高橋まことさんからなるバンドで、『MARIONETTE』や『B・BLUE』、『ONLY YOU』など数々のヒット曲を生み出し、楽曲を出せば、チャート1位を獲得。
『LAST GIGS』のチケットはわずか10分で完売し、発売日に購入希望者が殺到し電話回線がパンクするなど、多くの熱狂的なファンも抱えていた、まさに文字通り“伝説”となったバンドです」(音楽ライター、以下同)
1988年、人気絶頂の中での解散理由については、さまざまな報道がなされ、多くの意見が飛び交うことに。解散から数年が経過したあとは、メンバーがそのワケについて明かすこともあった。
「『BOOWY』は圧倒的なカリスマ性を持つ氷室さんと、天才的な音楽性を備えた布袋さんの2人がバンドを引っ張っていく存在になります。
氷室さんは音楽誌のインタビューに対し、“次に行きたい場所というのがみんなそれぞれにあった”と話しています。その一方で、布袋さんは、2019年6月に『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)に出演した際、“(6枚目のアルバム『PSYCHOPATH』で)チャートで1位になったんですよ。あっ、来たな。燃え尽きる時が近づいてきたなっていうのが、4人の中にあったと思いますね”と話し、他メディアからの取材でも、口々に“燃えつきたら”とその引き際について話しています」
残された“再結成”の可能性
解散から約40年が経過しようとする2026年に突然の巨大広告。何度も再結成を望む声が上がったが、それは今日まで実現に至らなかった。この広告には期待に胸を膨らませる人が多かったようで、
《ざわ…ざわ…》
《マジ復活してほしい》
《夢みたい!楽しみにしています》
《JUST A HEROツアーのリマスタリングリリースか それでも地元新聞に広告載るとかこんな匂わせでも胸熱させてくれる》
《え!何かあるの??まさかBOOWYやるの!?再結成の発表?としたら、すごいことすぎる!!》
などの声が散見された。
前出の音楽ライターはこの広告について、次のように説明する。
「ユニバーサルミュージックのYouTubeチャンネルでは、7月2日18時30分に《【BOOWY】『“GIGS” JUST A HERO TOUR 1986 NAKED』2026 REMASTER on stream》と題したタイトルの動画をプレミア公開する予定で、アーカイブ配信はないそうです。
この動画の概要欄には《日本のロック史に燦然と輝く、歴史的な初武道館公演から40年、あの伝説が2026年最新デジタルリマスタリングで令和の時代に蘇る》と記されており、1986年に行われたライブの全19曲を最新の音源で届けるということなのでしょう。
ただ、《全曲試聴のラストにはBOOWYに関する新情報が解禁》ともされているので、“再結成”という可能性もわずかながら残されている状況です。どんな発表が待っているのか、ファンは待ち遠しい限りですね」
解散から約40年が経った今もなお、日本のロック界の頂点に君臨し続ける4人の残像。7月2日に何が待っているのか、もう一度夢を見てもいいのかもしれない。
