『雪印コーヒー』のCMに起用されているムーディ勝山(本人Xより)

「チャラチャッチャチャラッチャ~」

 今から約20年前、冒頭のようなメロディーとともに「右からきた何かを左へ受け流す」という歌ネタで爆発的な人気を得た、お笑い芸人のムーディ勝山。当時の着うたダウンロード数は200万件を超えるなど、社会現象と化した。

 その後はテレビ出演が激減したものの、地方での営業活動やイベント出演など、今もなお、精力的に活動を続けている。

ムーディ勝山が失態!?

 そんなムーディは昨年より、雪印メグミルク株式会社の人気商品『雪印コーヒー』のCMに起用されている。

「『雪印コーヒー』の“妖精”として、ムーディならぬ、『コーヒィ勝山』として起用され、今年も起用は継続中です。

 ムーディさんを起用したプロジェクトは『甘さですべてを受け流せ。』という名で進められ、このプロジェクト名には《慣れない仕事のミスや、うまくいかない人間関係など、日常の様々な疲れやストレスを感じる全ての皆さまに、『雪印コーヒー』の甘さで癒されてほしい》という思いが込められているといいます」(フードライター、以下同)

『コーヒィ勝山』をあしらったパッケージは6月下旬から全国のコンビニやスーパーで発売されるそうだが、当人は6月24日に自身のXで、

《昨年はCM、そして今年はなんとパッケージになります!!もう既に店頭で購入している方もいるようです!! そしてパッケージの細かいところまでコーヒィ勝山仕様になっているの最高!!笑》

 と、写真付きでポスト。

『コーヒィ勝山』としてCMに起用されているムーディ勝山(雪印メグミルク株式会社公式サイトより)

 この投稿に雪印メグミルクの公式Xが反応し、《情報解禁担当者が ざわついております》と、綴った。

 一連の流れから、ネット上では、

《情報解禁日を左に受け流したのでしょう…》
《メーカーが発表してないのに本人が先に発表しちゃったパターンかな》

 など、ムーディのフライング告知を疑う声が上がった。

「同社の公式Xでは、その後、《「情報解禁」という表現により、 フライングではないかという受け止めも見受けられましたが、 商品はすでに発売済みで、オープンな情報のもとでのやり取りとなります》と弁明。

“ざわついていた”という表現については、多くの人に気づいてもらったことを受けてのことだったそうで、“ざわつく”ほどの反響があったということなのでしょう」(前出・フードライター)

雪印が明かした経緯

 改めて、同社にムーディ勝山を起用した意図について、聞いてみると、

「『雪印コーヒー』は1963年の発売以来、60年以上親しまれている商品です。当社では、『雪印コーヒー』ならではの甘さを通じて、日常の疲れやストレスを少しでも癒していただきたいとの思いから、2025年4月より『甘さですべてを受け流せ。』プロジェクトを展開しております。

 ムーディ勝山さんは、本プロジェクトのメッセージとの親和性が高く、親しみやすいキャラクターも『雪印コーヒー』の世界観に合うと考え、起用いたしております」

 と、回答があった。

フライング告知が疑われたムーディ勝山の投稿(本人Xより)

 今回の一連の経緯については、

「今回の投稿についてSNSで指摘されたような、ムーディ勝山さんの投稿が“情報解禁前の発信”に該当する事実はございませんので、ご安心ください。

 当社公式Xの表現については、一部で誤解を招く可能性があったため、補足投稿を行いました。今後は、より分かりやすい情報発信に努めてまいります」

 と説明。ムーディ勝山を起用後の売り上げの変化については、

「売上動向に関しては開示をしておりません」

 としている。

 担当者だけでなく、ネット上もざわつかせたムーディ勝山。この大反響は本人に届き、しっかりと受け止めてくれていることだろう。