モスバーガー

「2個で5800円!?」――そんなファストフードの常識を覆す“超強気”な高級バーガーが、この夏に帰ってくる。

モスバーガーの『国産鰻重バーガー』

 それは、モスバーガーが公式オンラインショップで限定販売する『「モスの匠味」炭焼き 国産鰻重バーガー〈2個入り〉』。2025年11月に1000箱限定で初登場した際には、モス史上最高価格という驚きのプライスにもかかわらず、わずか1週間で完売。異例の大ヒットを記録した“伝説のメニュー”だ。

 一尾ずつ手作業でさばき、炭火で丁寧に焼き上げた肉厚な国産うなぎに、特製たれが絡む贅沢な逸品。これが今年の『土用の丑の日』に合わせて復活するとあって、SNSでは《復活おめでとう!予約頑張ります!》と、約8か月ぶりの再会を待ち望むファンから歓喜の声があがっている。

 しかし、引っかかるのは「5800円」というお値段。ネット上では辛辣な意見が飛び交っている。

「たっか!!!エイプリルフールかと思った」

「この値段なら普通に鰻屋さんに行くわ……」

「2個5800円ってボッタクリでしょ(笑)」

 手厳しい声が相次ぎ、物議を醸しているようだ。長引く物価高に苦しむ今、いくら贅沢とはいえ、モスで5800円を支払うのは大勝負ではある。

超強気価格の5800円になった経緯

 実際のところ、世間の人々はどう見ているのだろうか。週刊女性PRIMEが都内のモスバーガーでランチ中だった20代の女性会社員に話を聞いてみると、こんな答えが返ってきた。

「正直、高いですよね(笑)。でも店員さんに聞いたら、モス側も原価ギリギリでやってるみたいですよ。モスはもともと食材の質にこだわっていますし、ライスバーガーの人気も根強い。私はまだ食べたことがないんですけど、絶対おいしいと思います!」

 食べる前から期待に胸を膨らませるファンもいる一方で、なぜ、これほどまでに強気な価格設定なのか。気になって株式会社モスフードサービスの広報担当者に聞いてみると、その舞台裏を明かしてくれた。

モスバーガーが公式オンラインショップで限定販売する『「モスの匠味」炭焼き国産鰻重バーガー〈2個入り〉』。5800円という超強気価格(公式サイトより)

「そもそも高価格の商品を狙って作ったわけではありません。鰻を使った商品を作るにあたり、素材や製法にこだわった結果、今回の価格になったというのが経緯です」

 気になる“こだわり”について、広報担当者はさらに熱く語る。

「鰻は国産で肉厚なものを厳選し、さばく過程から炭火での焼き上げまで、すべて手作業で行っています。それを挟むライスプレートも通常のモスライスバーガーとは別物。鰻の味を損なわず、口の中でほどよくまとまる薄さを追求した、この商品のための専用プレートです。もちろん、タレもオリジナルです」(モスフードサービスの広報担当者)

 家計のやりくりに頭を悩ませる現代の日本。この夏、ネットをザワつかせている究極の「鰻重バーガー」は、お値段以上の感動をくれる最高のスタミナ源になるだろうか。