大野智

 7月3日、大野智が個人サロン『さと島』を開設し、同時に公式インスタグラムとXの新アカウントも立ち上げた。嵐の活動終了後は“完全引退”も囁かれていただけに、思わぬ“活動再開”にファンも歓喜ーー。

「これから“人間・大野智”として、僕の日常だったり趣味だったりを発信していこうかなと思って。それをみんなで共有できる場になればいいかなと思って、この名前(さと島)にしました」

 2026年5月31日をもってグループ活動を終了した5人。メンバーは変わらず「芸能人」であり続ける中、去就が注目されていた大野が出したのは、個人ファンクラブと日々の活動報告をするSNS開設という答えだった。

《大野くんこれからも活動してくれるんだ。 引退じゃなくてよかった》
《大野くんは完全引退だと思ってたからこれからも活動が見られる可能性があるなら嬉しすぎる》
《大野くん、一時は引退も覚悟していたから、 少しでも表舞台に出ようと思ってくれたことがほんとに嬉しい》

 Xでは、“引退撤回”した大野のSNSを早速フォローするファンが続出。彼女たちにしてみれば活動継続以上に、今後も繋がれる場所を作ってくれたことが何より嬉しいのだろう。というのも、

【この世界を離れて、今まで見たことのない景色を見てみたい。“普通の生活”をこの世界に入ってから経験していない】

芸能活動とは無縁の“普通の生活”

 2020年末に活動休止を報告した際には「芸能界から離れたい」とする、“引退宣言”にも等しいコメントを残し、実際に表舞台から姿を消した大野。25周年を迎えた2024年、デビュー日の11月3日に向けてグループ活動再開の情報も駆け回るも、実現に至ることはなかった。

 芸能界を離れてからは沖縄県・宮古島に移り住み、釣りやアートといった趣味を楽しむ一方で、ホテル運営を含めたリゾートビジネスにも着手。芸能活動とは無縁の“普通の生活”を謳歌していた大野。

2024年6月、複数の工事車両や関係者が出入りして、建設が進められていた大野智が携わるホテル

「そんな彼の元を、嵐の活動継続を望んでいた櫻井翔や相葉雅紀も訪ねています。2024年に設立された『株式会社嵐』の関する相談や、当然ながら活動再開の話し合いを兼ねての会談だったのでしょう。

 それでも25周年にステージ復帰することはなかった大野。今回のラストライブは嵐に“けじめ”をつけるため、いわば芸能界から完全に足を洗うために了承した、との見方が強かったのです」

 旧ジャニーズアイドルに詳しい芸能ライターが話すように、ラストツアーをもって再び「普通の生活」に戻ると思われた大野。東京ドームで行われた5月31日のラストライブでも、

「今日で僕らの活動は終わりますが、みんなで作り上げたこの嵐はこれからも生き続けます。なので、僕も大切に心にしまって、これからも生きていこうと思ってます」

 ファンに向けて最後とも受け取れる挨拶をしていた。それだけに1か月半での“心変わり”に、ファンクラブ開設に驚いたファンも多かったわけだ。ではなぜ、大野は「芸能人」であり続けることを選んだのだろうかーー。

忘れていたアイドルの“快感”

「最後のステージで感謝を述べたように、26年間応援し続けてくれたファンへの気持ちを形として残したかった。6年以上も待たせたにもかかわらず、それでも温かく迎えてくれたファンに心を動かされたのでしょう。

 そして単純に“楽しかった”のだと思います。“普通の生活”で忘れかけていた、アイドルとして浴びたスポットライトや歓声、ステージから見たあの“光景”と“快感”を心と脳がまた求め始めたのかもしれません。

 それに“人間・大野智”と称したように、あくまでも芸能人ではなく、周りから強要されることなく個人として、自分のペースでサロンやSNS運営ができます。これからも長い人生が続くわけで、わざわざ“引退”を口にする必要もないと思い返したのでは?」(前出・芸能ライター)

 同日には株式会社嵐のHPで、櫻井翔と相葉雅紀のファンクラブ発足も発表された。これからも大野はメンバー、そしてファンと共に生活をしていくようだ。