7月3日深夜、女優・橋本愛が所属する事務所EDENが公式サイトが、《当社俳優に関する報道について》と題した文書を公開した。
橋本愛事務所が声明
この文書では、《報道された件に関し、当社及び当社俳優は、フジテレビ社より、弁護士による当事者・関係者ヒアリングを経て、経緯および認定された事実等の報告を受けており、フジテレビ社による報道が事実との認識です》と記されていた。
「7月1日に『文春オンライン』が俳優・佐藤二朗さんのハラスメント疑惑を報じました。『文春オンライン』はフジテレビ系で放送されていたドラマ『夫婦別姓刑事』で、妻役を演じた橋本愛さんに対して、ハラスメント行為をはたらいていたとしています。
台本になかったアドリブで橋本さんの顔に触れたとのことですが、橋本さんには“身体接触の制限”があったといいます。しかし、佐藤さんはこの制限を知らされておらず、プロデューサーから注意を受けたあと、橋本さんの楽屋を訪れ、“役者をやるべきではない”などと発言したとのこと。この一連の出来事に、制作のフジテレビは外部弁護士を交えた上でハラスメントとして主張しています。橋本さん側もフジテレビの主張と相違ないとの見解なのでしょう」(スポーツ紙記者)
一方の佐藤の事務所は『文春オンライン』の報道に対し、約2000文字の文書で反論。橋本の制限については、クランクインの前から佐藤のマネージャーに伝えられていたものの、佐藤本人に共有するかについては、橋本側はフジテレビに一任。
佐藤のマネージャーと番組プロデューサーが相談した結果、《トラウマについては伝えないこととなりました》としている。「役者をやるべきではない」の発言についてはニュアンスが異なることを主張している。
「フジテレビは、《男性俳優が、女性俳優が演技上の制約を有することになった経緯を認識しながら発した言葉等が、外部弁護士による調査において問題視された》としており、あくまで佐藤さんが橋本さんに触れたことではなく、“言葉”に焦点を当てており、争点はそこになるでしょう」(芸能プロ関係者)
対立構造が浮き彫りに
双方の意見が錯綜する本問題。橋本の所属事務所EDENの文書では、《既に複数の、当社俳優に対する過剰な誹謗中傷が確認されており、警察に相談の上対応をしております。今後も、違法行為に対しては、刑事および民事上の厳正な措置を講じます》とも綴られていた。
「橋本さんのインスタグラムは、7月4日現在コメント欄が封鎖されていますが、それまでに誹謗中傷が殺到し、中には3000件以上のコメントが寄せられていたものもありました。こうした異常事態に耐えかねた事務所が対応を取ったということなのでしょう」(前出・芸能プロ関係者、以下同)
『文春オンライン』の報道から、佐藤本人や事務所の主張、さらにはフジテレビの声明とそれぞれの意見が錯綜していた。そして今回の橋本事務所の発表により、それぞれの立場が明確化したことになる。
「フジテレビ・橋本さん側と佐藤さん側の対立構造が浮き彫りになりました。争点はやはり、佐藤さんの“言葉”がハラスメントに当たるか否かのところ。それぞれの主張が異なり、真実は明らかになっていません。
ただ、誹謗中傷はその行為自体が“完全悪”です。ファンの想いは十分に理解できますが、その悪手だけは取らないようにしてもらいたいですね」
ついに口を開いた橋本側。すでに佐藤が出演予定だった別作品の撮影が中止になるなど、当事者以外にも多大な影響が及んでいる。果たして、どのような結末を迎えるのだろうか――。
