モスバーガー

 モスバーガーを展開するモスフードサービスが、7月15日より商品価格を値上げすると発表。消費者から悲鳴が上がっている。

“ハンバーガー1000円時代”に突入

 値上げに踏み切った理由は、円安の影響で米国や豪州から仕入れる牛肉などの仕入れ価格が上昇しているため。また、人件費やエネルギーコストが上がっていることも理由として挙げられている。モスバーガーの値上げは昨年3月以来のこと。定番メニュー全体の約8割が値上げとなり、10~60円アップする。

「看板商品であるモスバーガーは、470円から500円に。テリヤキバーガーは470円から490円、モスチキンは320円から340円に上がります。フライドポテトや炭酸ドリンク、コーヒーも値上げの対象になっていますね。ただし、フライドポテトと炭酸ドリンクの値上げはSサイズとMサイズのみで、Lサイズの価格は据え置き。また、スープ類やチリディップソースも価格据え置き対象商品と発表されています」(フードライター)

 材料費やエネルギーコストの高騰は、業界全体の問題だ。マクドナルドも2026年2月にビッグマックを480円から500円へ値上げ。そのほか、約6割の商品が10~50円値上げされた。

モスバーガーが公式オンラインショップで限定販売する『「モスの匠味」炭焼き国産鰻重バーガー〈2個入り〉』。5800円という超強気価格(公式サイトより)

 バーガーキングも、7月3日より一部商品の価格改定を実施。バーガー32商品、サイドメニュー8商品、ドリンク5商品の計45商品が値上げの対象となった。

「バーガーキングの看板商品であるワッパーは、2025年2月以前は590円だったのが今回の値上げで690円になっています。ワッパーチーズにいたっては、790円に。ドリンクやポテトをつけたセット料金で考えると、いよいよ“ハンバーガー1000円時代”に突入しましたね。“庶民の味方”と呼ばれたファストフード店のイメージは、もはや崩壊しつつあります」(前出・フードライター)

 モスバーガーの値上げを受け、ネット上では「どんどんサイズは小さく、値段はお高くなっていく」「セットで頼んだら1000円だもんね。もう高級過ぎて行けないわ」「自分で材料買って作った方が美味しいし安い」「500円以上にするなら前のサイズに戻してほしい。ハンバーガーが小さすぎて物足りない」「買えないわけじゃないんだけどそれだけお金を払って食べたいかと言われると……。最初からちょっと良いランチ食べたほうがいいよね」などの声が。

 値上げによって客足が遠のくのか、それとも変わらず人は集まるのか……モスバーガーらファストフード店の今後はいかに。