日本マクドナルドが今夏、人気コンテンツ『ポケットモンスター』との大型コラボレーション企画「ポケモン夏マック」を展開するとして、大きな話題となっている。
「マック×ポケモン」懸念の声殺到
日本マクドナルド55周年とポケモン30周年を記念した企画とされ、「トクニナルド編」「サマーチャンスバッグ編」「バーガー編」「ハッピーセット編」の4本立てで実施される見込み。
「トクニナルド編」「サマーチャンスバッグ編」は7月10日、「バーガー編」は7月16日に情報公開予定で、ハッピーセット編は7月31日に詳細が明らかになる予定だ。SNSでは早くも注目が集まっている。
しかし、期待の声と同時に目立っているのが、《カードだけはやめてほしい》といった不安の声だ。
他にも、《また転売祭りになるのでは》《子どもが買えなくなるのは困る》といったコメントも寄せられている。
その背景には、過去にハッピーセットでポケモンカードが特典となった際の騒動がある。
当時は限定カードを求める人が店舗に殺到し、配布開始直後からフリマアプリには高額転売品が続々と出品された。さらに、カードだけを抜き取ってハンバーガーやポテトをそのまま捨てたり、店内に放置したりする写真や動画がSNSで拡散。「食べ物を粗末にしている」と大きな批判を呼び、食品ロスや転売問題をめぐる議論にも発展した。
ポケカの高額取引
グルメ雑誌編集者は、今回の企画について
「日本マクドナルド55周年とポケモン30周年という節目を記念した大型プロジェクトとみられています。バーガーやグッズなど複数の企画が予定されていることから、この夏を代表するコラボになる可能性は高いでしょう」と話す。
子どもだけでなく、ポケモン世代の大人まで幅広い層を取り込める企画だけに、高い集客効果が期待されるという。
「一方で、『カードだけはやめてほしい』という声が目立つのは、ポケモンカードの人気が以前にも増して高まっていることも理由のひとつです。近年は希少なカードが高額で取引されるケースも珍しくなく、コレクション性の高い特典は、ファンだけでなく転売目的の購入者も引き寄せやすい状況があります」
現時点ではハッピーセットの内容は公表されておらず、カードが特典になるかどうかは分かっていない。それだけに、7月31日の詳細発表に注目が集まっている。
「もしコレクション性の高いアイテムが採用されれば、一般の家族連れと転売目的の購入者が競合し、過去と同じような混乱が起きる可能性もあります。
しかし、販売方法や購入制限などを工夫できれば、『人気企画でも混乱を防げた』という成功事例にもなり得るでしょう。ハッピーセットの内容が、今回のコラボ全体の評価を左右することになりそうです」
近年は人気キャラクターとのコラボ商品をめぐり、各社が購入制限を設けるなど転売対策を強化する動きが続いている。それだけに、注目が集まるハッピーセットの詳細。過去のような混乱を繰り返すのか、それとも新たな成功例となるのか――。
