大谷翔平 写真/共同通信社

 日本時間7月8日、ロッキーズ戦でメジャー通算300号のホームランを放った大谷翔平。

「メジャー9年目で史上170人目、日本人では初となる300号を達成しました。投手のみで出場した試合を除いた1102試合目での到達は史上5番目の早さです」(スポーツ紙記者、以下同)

 7月5日に32歳の誕生日を迎えた大谷。一緒に戦う仲間たちから祝福された。

「クラブハウスに到着すると、ロッカーのイスに“VIVA MEXICO(メキシコ万歳)”と書かれたメキシカンハットが置かれていました。“仕掛け人”は球団スタッフたちだったようで“ハッピーバースデー”とお祝いされていました。サプライズに大谷選手も笑顔でした」

 MLBは公式SNSで、

《伝説的な大谷翔平、32歳の誕生日おめでとう》

 と英語でメッセージを送り、大谷の高校時代や'23年のWBC優勝シーンなど、これまでの活躍の足跡をなぞるように写真を投稿した。

MLBが1人の選手の誕生日をこのような形で祝うことはあまりありません。誕生日の試合では、スタンドのファンから“ハッピーバースデー”のコールが起こり、いかに彼が愛されているかがわかります」(スポーツ紙記者、以下同)

 誕生日直前の7月3日には、アンバサダーを務める「セイコーウオッチ」から世界に一つだけの時計を贈られたことが発表された。

野球選手として、どれぐらいの時間を

セイコーウオッチから大谷翔平に贈られた世界に1本しかない貴重な腕時計(公式サイトより)

「アンバサダー就任10周年を記念して、約3年かけて開発されました。『Seiko Star Time』と名付けられ、100万時間、およそ114年を積算可能な機械式腕時計という前例のない設計。前人未到の活躍を続ける大谷選手にぴったりな“唯一無二”の腕時計です」

 大谷と話し合いながら開発を進めた特別な一本。完成まで、どのような経緯があったのか。セイコーの広報室に話を聞いた。

“野球選手として、あとどれぐらいの時間を積み重ねられるだろう”という思いに応えるため、開発が始まりました。5層に重なる円盤針がおのおのの時間を積算している斬新なデザインを採用しています。大谷選手との話し合いを通じて、中心にダイヤモンド、りゅうずにブルーサファイアを配置するなどのアイデアを膨らませました

 大谷の思いが詰まった一本で、今後の追加製造や販売予定もないという。完成品を贈られた大谷は、

「実物を目の当たりにして、イメージしたとおりで、ちょっとびっくりしています。デザインどおりで本当に素晴らしいと思います」

 と喜びを語っていた。これからも新たな歴史を刻んでいく。