連載29周年突破を記念した特別付録『ONE PIECE』の主人公・ルフィの限定プロモーションカードが付属された、13日発売の『週刊少年ジャンプ』33号の転売が相次いでいる。
『ONE PIECE』カードの人気に加え、人気青春恋愛漫画『アオのハコ』が最終回を迎えることから編集部は異例となる50万部の増刷を発表。
50軒回って買えなかった人も
公式電子アプリ『少年ジャンプ+』および『ゼブラック』の定期購読者を対象に、付録の『ONE PIECEカード』などを購入できる応募者全員サービスの実施も告知していた。
しかし発売日には全国の書店やコンビニで同誌を買い占める人が後が立たず、定期購入していた読者から「買えない」という嘆きの声が相次いでいる。
週刊少年ジャンプの購入報告を毎週している吉本所属のピン芸人・佐助はXで、
《おそらく約50軒ぐらいのコンビニを回りましたが、結局ジャンプは買えませんでした!》
と報告するなど、特に都内では入手するのが困難な状態になっていたようだ。そんな中、驚くべき報告も。
《ジャンプが大量に道端に捨ててあった、しかもぜんぶ同じ号。こわ……》
《ジャンプ捨てられてる これ、買えないって言われてるやつ? もったいね》
毎週読んでいる読者が手に入らない一方、『ONE PIECE』カード目的で大量に購入した転売ヤーと思われる人物たちによってゴミ捨て場に大量に捨てられていたり、街中に不法投棄されていたという投稿も。
昨年5月にはマクドナルド『ハッピーセット』と人気キャラクター・ちいかわがコラボしたハッピーセットを発売した際、オマケ以外のハンバーガーやポテトが大量破棄され、社会問題に。
この問題を受け同年、消費者庁はマクドナルドに対して食品ロスにならないように販売方法の改善を要望。今年発売された同コラボではフリマサイト各社と連携し、一定期間ちいかわのオマケを出品禁止にしたことで、大きな混乱は見られなかった。
今回の週刊少年ジャンプの『ONE PIECE』カードも、買取不可の対応を取るトレーディングカード買取りショップが続出しているものの、混乱が続いたのは何故なのか。
「『ONE PIECE』はアメリカのNetflixで実写ドラマ化されたように、国内だけでなく海外での人気も高い。今回買い占めた転売ヤーの多くは、海外のフリマサイトで出品するのが目的なのでしょう」(漫画誌編集者)
実際、国内のフリマサイトでは『ONE PIECE』の付録カードが1枚あたり1000円〜3000円ほどで多数出品されているものの、ほとんど落札されていない状況だ。
「『アオのハコ』の最終回掲載号と付録を付ける号を別にすべきだったかなとは思いますが、海外のフリマサイトなどで転売されているのであれば編集部としても対策は無理に等しい。今後は雑誌に付録をつけるのではなく、応募した国内在住者のみに発送する全員プレゼント方式などにした方がいいかもしれません」(前出・漫画誌編集者)
連載を楽しみにしている読者のために、付録を付ける際はできる限りの転売対策を行なってほしい。
