7月11日、2026年シーズンの80試合目にして初登板・初先発を迎えた「横浜DeNAベイスターズ」藤浪晋太郎投手(32)。かつてのロサンゼルス・ドジャース大谷翔平投手(32)のライバルは、いまだ真価を発揮しきれずーー。
横浜スタジアムに読売ジャイアンツを迎えた試合で、先発の藤浪が3回を投げて3失点。勝敗こそつかなかったが、先発投手としての仕事を果たせずにチームも4-5で敗戦。開幕から2軍で調整を続けてきたにも関わらず、課題の制球難は改善されなかった。
初回にいきなり3者連続四球を与えると後続につかまって2失点、3回にも四球がらみで1失点。3イニングを投げて94球、計6四球の大乱調ぶり。試合後には相川亮二監督(50)も「ピッチング以前の問題」と評価は厳しく、翌12日に登録抹消。わずか1試合の登板で再び2軍行きを命じられた。
「イースタンリーグでは10試合に投げて防御率2.25、40イニングで四死球15と決して悪い数字ではありません。当初はセ・パ交流戦での昇格が有力でしたが、結局はオールスターゲームを前にしての時期にずれ込みました。
優勝争いから遅れをとったチーム状況で、ようやく登板機会が与えられたのは首脳陣から信頼されていないのか。後半戦でも復調できなければ、いくら藤浪といえども厳しいオフになりそう」(在京球団を担当するスポーツライター)
2026年も目標は「投球回数180」だった
2025年シーズン途中、MLBシアトル・マリナーズ傘下の3Aを自由契約になり、同年7月に年俸5000万円でDeNAと契約を結んだ藤浪。球団自慢の「AI解析班」によって制球難改善も可能とのことだったが、入団から1年が経った現状、その傾向は見えない。
それでもオフに8000万円(推定)で契約更改。自信満々に「180回くらいを目標に」と、先発として長いイニングを投げることを掲げたが、2026年の投球回数はわずか「3回」だ。
当然とも言うべきか巨人戦後、
《大谷よりすごかった藤浪がどうしてこんなになっちゃったんだろう、投手向いてないレベルだよね今》
《藤浪に何を期待してんだ? もうこの制球難は治らんだろ》
《Youは何しにハマスタへ?》
Xでは不甲斐ない投球に終始した藤浪に、野球ファンから厳しい目が向けられている。前出のスポーツライターもDeNAフロントの苦心ぶりを明かす。
「藤浪は先発へのこだわりが強い投手。DeNAフロントも先発起用とする方針ですが、昨シーズン終盤に試したリリーフで1安打、2四死球に1暴投で1失点。1アウトしか奪えない大荒れのマウンドだっただけに、リリーフ起用は現実でないと分析したのでしょう。
投手のポテンシャルは大谷以上とも期待された藤浪ですが、すでに32歳。本人のプライドがそうさせるのか、今なお“制球難”を受け入れる姿勢は見せません。解説者や評論家はイップスや技術不足などと要因を挙げますが、本当に必要なのはプロとしての意識改革なのかもしれません」
藤浪には「がむしゃらさが見えない」
7月12日のTBS系『サンデーモーニング』では、元巨人やボストン・レッドソックスなどでプレーして、いくつもの修羅場を潜ってきた上原浩治氏(51)が出演。
「結果を出さないといけない年齢ですし、フォアボールがどうこうとか言っている場合ではないと思う。もっとがむしゃらにやってほしいと思う。がむしゃらさが見えない」
「激励」と称しつつも、入れた“喝”は少々呆れ気味にも見えた。
藤浪本人も大谷と投げあった頃の輝きを取り戻そうと必死にプレーしているのだろうが、“雑草魂”のご意見版から見れば、まだまだ必死さが足りないということか。
