懲役2年6か月、執行猶予4年が言い渡された宮崎麗果被告(本人インスタグラムより)

 法人税など1億5700万円を脱税した罪に問われていた、インフルエンサー「宮崎麗果」こと、広告代理店『Solarie』社長の黒木麗香被告に懲役2年6か月の有罪判決が言い渡された。

 3年間で所得約4億9600万円を隠して法人税約1億2600万円、消費税約3100万円を脱税した麗香被告。一般的に脱税額が1億円超えの場合には実刑判決の可能性も高まるとされるが、4年間の執行猶予がつけられたことに、

《執行猶予つくんだ。悪質じゃない?》
《こんな甘い判決じゃ、意図的に脱税する輩が増えるわ!執行猶予4年なんか無罪と一緒》
《執行猶予で済んだのは驚きです…。インフルエンサーとして影響力ある立場なのに、架空経費で1.5億も脱税とは》

「それまでは主婦で税務の知識がなく、納税の認識が甘かった」と、公判では脱税は意図的ではないとも主張するも、架空の業務委託費の計上など「うっかり」では済まされない手口も明かされた被告。Xでは「悪質」「甘すぎる」との、判決に対して納得いかないとの厳しい声も上がっている。

 特にSNSフォロワー40万人を超える「人気インフルエンサー」という、影響力ある立場も世間から嫌われる要因になっているようだ。

 上智大学時代には「ミス上智準グランプリ」に輝き、芸能活動を経て『Solarie』や化粧品会社を設立。実業家として成功を収める一方で、2021年には元EXILE・黒木啓司と再々婚をして、2023年と24年にそれぞれ男児を出産。計5人の母親でもある。

 インスタグラムでは美容系の投稿のほか、高級ブランド品で着飾ったり、夫とのラブラブショット。また海外旅行時の写真もたびたび公開しては、スタイルを誇示するような大胆な水着姿も披露する、いわゆる“キラキラ投稿”で埋め尽くされている。

羨望から一転して“嘲笑”される側に

元EXILE・黒木啓司とのラブラブ夫婦生活を投稿していた宮崎麗果被告(本人インスタグラムより)

 SNS事情に詳しい犯罪ジャーナリストは、そのキラキラ投稿の「代償」と見る。

“日本一のインフルエンサー”を自称していた被告は、世の女性から憧れる、誰もが羨む“成功者”としての日常をSNS投稿していました。それが一転、“犯罪”の上で成り立っていたことが明るみとなり、特に“脱税”という国民の義務に背いた、お金がらみの犯罪行為はより嫌悪感が抱かれ、厳しい目が向けられる傾向にあります。

 今までの“キラキラ投稿”の代償というべきか、羨望の眼差しを向けられていたのが、今度は“嘲笑”される側になってしまった。フォロワーが多いインフルエンサーほど、思いのほか実刑以上に重い“刑罰”かもしれません」

 妻の脱税が発覚して以降、黒木啓司のインスタグラムから次々と夫婦ショットが削除され、一部では離婚に向けての話し合いも報じられている。

 裁判では、反省の態度を示しつつ「母親と経営者に戻り、これから頑張っていきたい」と、再び「経営者」として会社運営に携わることを示唆した麗香被告。今後、彼女のインスタではどんな投稿がなされるのだろうか。