時代の変化とともに放送を終えた人気バラエティ番組は数多い。それでもSNSでは、当時の名場面や人気企画を振り返る投稿がたびたび話題となり、今なお多くの視聴者の記憶に残り続けている。そこで全国の25歳以上60歳以下の男女500人を対象に「復活してほしいバラエティ番組」についてアンケートを取った。
第9位にランクインしたのは『クイズ!ヘキサゴン』と『ぷっすま』
『クイズ!ヘキサゴン』(フジテレビ系)は島田紳助が司会を務め、出演者たちの珍回答や個性豊かなキャラクターが人気を集めたクイズバラエティ。“おバカタレント”という言葉を世に広め、番組発のユニットや楽曲がヒットするなど、2000年代を代表する人気番組となった。
《出演者の答えや紳助さんのトーク力に笑いがこぼれ、出演者の成長が見られたのがよかった》(京都府・47歳・女性)
《クイズ番組だったけど面白かったから》(宮崎県・60歳・女性)
一方の『ぷっすま』(テレビ朝日系)は、1998年の放送開始から約20年にわたり愛された深夜バラエティ。体当たり企画や深夜ならではのゆるい空気感が持ち味で、草彅剛とユースケ・サンタマリアの息の合った掛け合いも長く親しまれた理由のひとつだ。放送終了から年月が経った今も、あの独特の雰囲気を懐かしむ声は少なくないようだ。
《ゆるい感じがとても良かったから》(大阪府・53歳・男性)
《深夜バラエティならではの力を入れすぎない企画と、それを活かすナギスケの掛け合いがまたみたい》(愛知県・55歳・男性)
第8位はTBS系で放送された『さんまのSUPERからくりTV』
明石家さんまがMCを務め、毎週日曜夜7時のお茶の間を彩った同番組。一般参加者の個性が光る「ご長寿早押しクイズ」や「からくりビデオレター」、中村玉緒さんの天然キャラクターを生かした「玉緒が行く」など、名物企画が次々と誕生した。
《御長寿クイズが面白くて、たまに特番でやっていると面白くて観てしまう》(長野県・34歳・女性)
《ご長寿クイズは理屈なく笑えた。中村玉緒さんの天然ボケをまた見てみたい》(東京都・52歳・男性)
第7位は、“芸人集合バラエティ”として存在感を放った『リンカーン』
ダウンタウンを中心に、さまぁ~ず、雨上がり決死隊、キャイ~ンら人気芸人が集結した『リンカーン』(TBS系)。芸人たちの個性がぶつかり合う企画が多く、「芸人大運動会」ではベテランから若手までが勢ぞろい。普段は見られない芸人同士の絡みや、豪華メンバーが繰り広げる自由なやり取りが多くの視聴者を楽しませた。
《芸人さんがたくさん出て面白かったから》(愛知県・47歳・女性)
《大勢でわちゃわちゃした感じがよかった》(東京都・51歳・男性)
同票で4位には、『SMAP×SMAP』と『学校へ行こう!』、『恋のから騒ぎ』の3番組がランクイン
1996年に放送がスタートした『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)は、音楽・コント・トークを融合させた国民的バラエティだ。看板コーナー「BISTRO SMAP」では豪華ゲストを迎えた料理対決が人気を集めたほか、メンバーの個性が光るコントも話題に。国民的アイドルグループSMAPの魅力を存分に引き出した番組として、多くの視聴者の記憶に刻まれているようだ。
《SMAPがそもそも好きだったし、料理のコーナーでは手際のよい姿が見れて楽しかった》(東京都・52歳・女性)
《実際には難しいが、とても面白い番組だったので》(京都府・56歳・女性)
当時の中高生のリアルな姿を映し出した『学校へ行こう!』(TBS系)は、青春バラエティとして一時代を築いた。V6が全国の学校を訪れた「未成年の主張」をはじめ、個性豊かな出演者が登場する「B-RAPハイスクール」など数々の人気企画が生まれ、当時中高生だった視聴者を中心に支持を集めた。
《同年代の中高生が楽しそうに出ていてよかった》(京都府・49歳・女性)
《未成年の主張とか面白かった》(宮崎県・58歳・女性)
明石家さんまが司会を務める『恋のから騒ぎ』(日本テレビ系)は、一般女性たちの赤裸々な恋愛エピソードを題材にしたトークバラエティとして人気を集め、土曜深夜の定番番組に。個性あふれる出演者たちにさんまが鋭いツッコミを入れる軽妙なやり取りや、出演者たちの強烈なキャラクターを懐かしむ声も多い。
《さんまさんと女の子と掛け合いが抜群に面白かったから》(東京都・58歳・男性)
《土曜の夜に笑えて素人を題材にした番組が少なくなったので復活して欲しい》(大阪府・57歳・男性)
第3位にフジテレビ『めちゃ×2イケてるッ!』
ナインティナイン、よゐこ、極楽とんぼ、鈴木紗理奈、雛形あきこら個性豊かなメンバーが出演し、体を張った企画や型破りな演出で数々の笑いを生み出した同番組。出演者たちが真摯に笑いに向き合う姿やメンバー同士の息の合った掛け合いで、平成を代表するバラエティとして支持を集めた。
《シンプルに芸人が面白いことにチャレンジしていたから》(千葉県・45歳・女性)
《当時毎週欠かさず観ていたので》(宮崎県・46歳・女性)
《メンバーの仲が良く気持ちよく笑えたから》(東京都・54歳・男性)
第2位は、長年“お昼の定番番組”として親しまれた『笑っていいとも!』
フジテレビ系で放送された『笑っていいとも!』は、タモリが司会を務め、1982年から2014年まで32年にわたり放送された国民的番組。豪華ゲストが登場する「テレフォンショッキング」をはじめ、曜日ごとのレギュラー出演者たちによるトークや企画でお茶の間に笑いを届けた。放送終了から年月が流れた今も、「昼の番組といえば『いいとも!』」と記憶している人は多いようだ。
《タモリが好きだから》(鹿児島県・53歳・男性)
《無くなってから、少し寂しいから》(北海道・53歳・男性)
《お昼の定番》(北海道・43歳・男性)
第1位はタモリ司会の『トリビアの泉』がランクイン
第1位には、タモリが司会を務める『トリビアの泉 ~素晴らしきムダ知識~』(フジテレビ系)が選ばれた。
「へぇ~」という言葉が社会現象となるほど人気を集めた同番組。世の中にあふれる知られざる雑学を紹介する教養バラエティで、身近な疑問や一見くだらないテーマにも真剣に向き合う検証スタイルが人気を博した。
VTRや実験を駆使して“ムダ”と思われる知識をエンターテイメントに変えた独自の演出は、多くの視聴者に新鮮な驚きと発見を与えたようだ。
《面白い話、知らなかったことを知れるから》(千葉県・57歳・女性)
《無駄知識といいつつ、知識欲が満たされ無駄ではなかったから》(東京都・48歳・男性)
《ためになる番組であることと、くだらないことも真剣に検証してくれるから》(大阪府・45歳・女性)
動画配信サービスの普及などでテレビの楽しみ方が多様化した現在では、かつてのように家族や友人と同じ番組を楽しむ機会は少なくなった。それでも多くの人の記憶に残るバラエティには、時代を超えて愛される魅力がある。笑いだけでなく、その時代の空気や思い出まで呼び起こしてくれる存在だからこそ、復活を望む声が今も絶えないのかもしれない。
全国の25歳以上60歳以下の男女500人を対象に実施した「復活してほしいバラエティ番組」ランキング
1位:『トリビアの泉 ~素晴らしきムダ知識~』 85票
2位:『笑っていいとも!』 78票
3位:『めちゃ×2イケてるッ!』 44票
4位:『SMAP×SMAP』 32票
4位:『学校へ行こう!』 32票
4位:『恋のから騒ぎ』 32票
7位:『リンカーン』 27票
8位:『さんまのSUPERからくりTV』 21票
9位:『クイズ!ヘキサゴン』 16票
9位:『ぷっすま』 16票
※インターネットアンケートサイト「Freeasy」にて7月、全国の25歳以上60歳以下の男女500人を対象に実施
