GU(写真はイメージです) 撮影/編集部

 14日、GUは、フランチェスコ・リッソ(Francesco Risso)氏を新たにクリエイティブ・ディレクターとして迎え、商品全体を大幅に刷新することを発表した。

『2026年秋冬コレクション』を7月下旬より順次発売

フランチェスコ・リッソ氏(提供:ジーユー)

「GU ミニマル」「GU クラシック」「GU プレイフル」「GU ユーティリティ」「GU スポーツ」「GU コージー」などの各コンセプトを掲げたラインナップで、さっそく『2026年秋冬コレクション』を7月下旬より順次発売する。

 リッソ氏は、かつて「マルニ(MARNI)」で独自の美学を築き上げ、世界中のファッショニスタを魅了してきたデザイナー。今回発表された着画や、商品ビジュアルを見て

《GUとは思えない高級感とオシャレさですごい。流石過ぎる 》 
《格安でオシャレを提供してくれるの有り難すぎる》 
《絶対買う、早く着たいし秋になってほしい》

 と喜びの声が寄せられた。ヨーロッパのモード界を牽引してきたリッソ氏ならではの色彩感覚やシルエットが加わったことで、プチプラの枠を超えた圧倒的なクオリティへの期待感が伺える。

 一方で、GUの“大改革”に不安感をのぞかせるユーザーも見受けられた。

《ルック可愛いなぁと思うけど自分には似合わないだろうな》
《新生GUがもう知らないGUになっている。一般的な日本人に着こなせるか... 》

 そこで、ジーユーに、今回のリニューアルの意図や、SNSの反応をどう受け止めるか聞いてみると、世界的なデザイナーであるリッソ氏に白羽の矢を立てた背景には、グローバル展開を見据えた大きな戦略があった。

グローバル認知を高めるリニューアル

6つのコンセプトを掲げたラインナップ(提供:ジーユー)

「日本だけでなく、中国、ニューヨークにもオープンし、グローバル認知を高めるリニューアルが必要だと考えました。

 そこで、6月19日にユニクロで発売された『UNIQLO F. RISSO』でご一緒したことをきっかけに、リッソ氏をGUのクリエイティブ・ディレクターとしてお迎えしました。
お客様の声を大事にしてきたGUの世界観と、グローバルに活躍されてきたリッソ氏の世界観を掛け合わせて、よりもっと認知度を高め、間口を広げていきたいというねらいがあります」(ジーユー広報担当)

 リニューアルの特徴といえる、「ミニマル」から「コージー」まで多岐にわたる6つのコンセプトの意図については、

「お出かけ、仕事で、楽しみたいファッションスタイルが違うこともありますよね。いまの人々の生活は、たった1人でも多様性があるのが特徴だと思っています。もちろんコンセプト一つでもカプセルコレクションとして楽しんでいただけるし、普段はあまり挑戦しないコンセプトでも気軽に試していただいて『こんな着こなしもあるんだ』という発見を楽しんでいただきたいです」(同)

 さらに、これまでのベーシックなGUスタイルを親しむユーザーを置いてきぼりにしない丁寧なアプローチもなされているようだ。

「まったく新しいタッチではなく、お客様の生活視点に寄り添うGUの姿勢は変わりません。価格帯についてはお客様との“約束”だと思っていますので、ファーストリテイリング全体のリソースを活用してリーズナブルに楽しんでいただけるよう準備いたしました。

 また、ルックが抜本的に変わったので、戸惑いを覚える方もいらっしゃるかもしれませんが、色使い、素材感のバリエーションがプラスされたととらえていただければうれしいです。日本人に合う丈感で、アイテムによっては丈長め、短めのサイズバリエーションもご用意しています」(同)

 GUとしても大きなチャレンジとなる今回のコレクション。私たちも、いつものクローゼットに少しだけ新しい風を吹き込んで、自分だけの“自由”な着こなしをリーズナブルに楽しんでみてはいかがだろうか。