7月31日公開の映画『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』。公開を前に、東京・渋谷ではスパイダーマンが巨大なクモの巣を張り巡らせたような立体広告が登場し、「迫力がすごい」「現地で見たい」とSNSで話題を集めるなど、期待は高まっている。
「自我出しすぎ」ミスマッチに批判殺到
そんななか、7月17日に映画公式XでMrs. GREEN APPLEが担当する日本版主題歌『Brand New』の約1分間のリリックビデオが公開されると、楽曲をめぐって厳しい声が相次いだ。
《映像はかっこいいのに曲が浮いて聞こえる》
《何度聞いても洋画とはあっていない》
《歌も歌詞も軽すぎる》
《自我出しすぎ、もう少し作風を抑えられなかったのか?》
など、作品との相性に違和感を示す投稿が続出。渋谷の大型広告で公開への期待が高まるなか、日本版主題歌には思わぬ逆風が吹いている。
今回の楽曲は、日本版主題歌として起用されており、日本語吹替版予告でも使用されている。
映画ライターは今回の反応についてこう分析する。
「『スパイダーマン』シリーズは長年続く人気シリーズだけに、ファンそれぞれが抱く作品のイメージも強い。リリックビデオや予告で初めて楽曲に触れた人が、“自分の思い描くスパイダーマンらしさと違う”と感じるのは自然な反応でしょう」
一方で、渋谷で展開されている大型広告については、
「スパイダーマンの魅力である“街との一体感”をうまく表現したプロモーションです。写真や動画を撮って発信したくなる仕掛けになっていて、公開前の期待感を高める効果は非常に大きいと思います」(前出・映画ライター、以下同)
と評価する。
その一方で、「現時点で多くの人が見聞きしているのは約1分のリリックビデオや予告映像のみ」としたうえで、
「映画を観終えたあとには楽曲の印象が変わるケースもあります。公開前と公開後で評価が変わる作品は少なくありません。最終的な受け止められ方は、映画公開後に見えてくるでしょう」
と話す。
渋谷ジャックで期待が最高潮に高まる一方、日本版主題歌に集まった厳しい声。公開後、作品とともに楽曲への評価がどう変化していくのかにも注目が集まりそうだ。
