汗をかいてもメイクもヘアスタイルも崩れないと話題の女子バレー選手たち(日本バレーボール協会のHPより)

 連日、日本中を熱狂させている女子バレーボール。ネーションズリーグでの快進撃や、強豪国を相手に一歩も引かない粘り強いプレーに、テレビの前で拳を握りしめた人も多いはず。手に汗握るラリーの応酬、コートを縦横無尽に駆け巡る選手たちの姿は、まさに感動のひとことに尽きる。

 そんな中、ネット上の女性たちの間で密かに盛り上がっているのが、選手たちの「ビジュアルの美しさ」だ。

なんであんなに肌が綺麗なの?

 あれだけ激しく動き回り、顔中に大量の汗をかいているにもかかわらず、タイムアウトやインタビューで画面にアップで映し出される選手たちの肌は、驚くほどツヤツヤ。毛穴も見当たらない美肌に、「一体どうなってるの?」と驚きの声が上がっている。

 さらに、何度もジャンプして床に滑り込み、激しい衝撃を受けても、前髪やヘアスタイルが崩れていない選手も少なくない。

「今の女子バレー日本代表の平均年齢は24〜25歳前後ですね。コートの上ではノーメイクの選手もいますし、ナチュラルメイクの人もいますが汗だくになって戦っています。見ている人たちはプレーに魅了されるだけでなく、“なんであんなに肌が綺麗なの!?”“フルセット戦ってるのに何でメイクが崩れないの?”と、驚きの声が上がっているようです」(スポーツ紙記者)

 本格的な夏を迎え、汗や皮脂によるメイク崩れ、湿気による髪のうねりに悩む一般女性にとって、彼女たちの“崩れない秘密”が気になるのは当然のこと。実は選手たちが実践しているメイクやヘアキープ術には、私たちが普段の生活で今すぐ真似できるライフハックが詰まっているという。

 まず注目したいのは、あの至近距離のアップにも耐えうる“陶器肌”。アスリートのメイク事情に詳しい美容ライターによると、スポーツ選手の多くが愛用しているのは、一般的な化粧品よりも密着度が高い“スポーツ専用コスメ”や、舞台用のハイカバーファンデーションだという。しかし、それ以上に重要なのが「メイク前の仕込み」にあるようだ。

「選手たちが徹底しているのが“冷やしスキンケア”です。汗をかくことがわかっている朝は、スキンケアの最後に保冷剤をタオルで巻いたものや、冷蔵庫で冷やしたシートマスクを使って、肌の温度をグッと下げます。これにより毛穴が引き締まり、皮脂の過剰な分泌を劇的に抑えることができるんです」(美容ライター)

 さらに、メイクの工程にも工夫がある。一度に厚塗りするのではなく「極薄の層を重ねる」のが鉄則だという。

具体的には、皮脂崩れ防止下地を塗った後、ファンデーションはごく少量。その代わり、仕上げのパウダーを多めにパフで叩き込み、最後にメイクキープスプレーを顔全体に吹きかけます。このスプレーが乾くまでは絶対に触らないのがポイント。この“サンドイッチ工法”によって、汗をかいてもドロドロに溶け出すのを防ぎ、むしろ汗が天然のツヤに見えるほどの仕上がりをキープできるのです」(前出)

乱れない!真似できる「前髪キープ術」

 肌と同じくらい話題になるのが、激しく動いても額に張り付かず、常にふわっとした形を保っている「鉄壁の前髪」。バレーボールは上を向く動作やジャンプが多く、本来なら髪はボサボサになりやすい競技。

現地観戦でファンとの交流を明かしたCocomi(本人インスタグラムより)

バレー選手だけでなくほかのスポーツ選手、また最近では女子高生でも前髪キープに力を入れている人が多いです。キープ力を発揮する方法として、前髪の根元に皮脂を吸着するパウダーを仕込むと額の汗によるベタつきをシャットアウトすることができます。

 その上でヘアアイロンで作ったカールをハードスプレーで固めるのですが、コツは髪に直接吹きかけないこと。指先や細いコームにスプレーを吹きかけ、それを毛束一本一本に馴染ませるように塗ることで、見た目はナチュラルなのに、触るとカチカチという最強の前髪が完成します」(前出)

 実際にプロアスリートの中には市販のケープなど、キープ力が高いスプレーを愛用していると公言する人も。特に前髪の裏側にもしっかりスプレーすることで湿気によるうねりを根本からガードしているのだとか。

「またポニーテールなどのまとめ髪についても、ただ結ぶのではなくヘアゴムを2本使いして“土台”を強固にし、アホ毛と言われる短い毛をまとめ髪専用ワックスで徹底的に押さえ込むことができます。この“アホ毛を出さない”というひと手間が、テレビ画面越しでも清潔感と凛とした美しさを感じさせる大きな要因かもしれませんね」(前出)

 最近では前髪専用の“接着剤”を使い、前髪を直接おでこに固定する“前髪グルー”というアイテムも女子中高生を中心に流行っている。激しいスポーツの世界でも、こうした固定技術の進化がアスリートの美しさを支えているのかもしれない。

 女子ネイションズリーグで日本は予選の最終戦でポーランドに逆転勝利し8勝4敗で決勝ラウンド進出を決めている。今夜はブラジル戦、2大会ぶりのメダルをかけ負ければ終わりの戦いが待ち受けている。