7月25日から始まる全国高校サッカーインターハイ。各地の予選を通過した、全51校が名を連ね、昨年王者の鹿児島・神村学園も出場が決まっている。開幕直前に熱気が高まっている中、出場を決めていた青森の常連校・青森山田高校のサッカー部で“ある不祥事”が発覚した。
高校サッカー常連校に“不祥事”
「サッカー部の生徒、十数人の飲酒・喫煙が判明しました。高校側は該当の生徒らに処分を下しましたが、インターハイには出場するとのこと。もちろん、処分を受けた生徒らを除いたメンバーで戦いますが、同部の飲酒問題は2022年にも起きています。
同校の校長は“飲酒及び喫煙という校則違反が確認されました”としていますが、校則にとどまらず、立派な法令違反に当たります。同校の出場には賛否が寄せられている状況です」(スポーツ紙記者)
学校の判断に対して、ネット上では、
《高校野球もそうだが世間が騒いだら辞退するとかアホやな》
《辞退しない判断には賛否ありそうですが、関与していない生徒たちの夢や努力まで絶たれなかったのは良かったのかもしれません》
《2回目ですよね。 処分甘いと思います。ケジメつける意味でも出場辞退では》
《んー、これはどうなの?真面目に頑張ってる学校に失礼じゃない?》
など、各々の意見が飛び交った。
青森山田高校に、飲酒喫煙が発覚した当時の状況や、処分の内容について、聞いてみると、
「個人の特定につながりかねないため、公表は控えさせていただいております。ただ、学校としての処分の中では、重い方の処分をしております。簡単なことしかお伝え出来ず申し訳ありませんが、“翌日から学校に来る”ということはありません」(青森山田高校担当者、以下同)
と、語った。
冬の選手権はどうする?
インターハイも注目度が高い大会だが、3年生にとって、最も熱が入るのが、最後の大会となる冬の選手権だろう。同校は選手権の出場については、「現状はまだ何も考えておりません。まずは今起きた出来事に対して、真摯に向き合っている状況です」とした。
今回の該当生徒のみ出場停止という判断については、
「過去の事象や他校と比べてという判断ではありません。今回の判断に至るまでに、出場辞退という話も上がりましたし、さまざまな議論を行い、最終的には校長の判断として出場ということになりました」
と、その経緯について説明。
続けて、次のように話した。
「決して“個人の問題”なので、学校は出場するというような簡単な問題ではないです。該当の生徒らには、今後、社会出ていくことを踏まえて、反省や改めが必要になります。一方で、3年間頑張ってきた生徒たちもいますし、そちらのケアも必要になります。
教育的配慮という部分で、ものすごく悩み、苦渋の決断で出場の判断をしております。学校としては楽観視しているわけではなく、再発防止に向けて動いているところですし、該当生徒の処分、それ以外の生徒たちのケアを忘れてはならないと思っています」
罪のない生徒のケアか、連帯責任か。山田の初戦は25日。出場するからには、優勝目指して走り抜けるしかないだろう。
