伝説の幕開けとなった第一弾のゲーム『ポケットモンスター 赤・緑』の発売から30年が経過した。30周年を迎えた今年は、さまざまな企業とのコラボや各種イベントが至るところで行われており、ポケモンを目にしない日はないと言ってもいいほどの露出量になっている。
ポケモン周年グッズ受注生産に歓喜
6月18日には、30周年記念グッズが発売され、『赤・緑・青』などの初期から、最新までの歴代ゲームパッケージがデザインされたキーホルダーやピンズがグッズ化。発売前から盛り上がりを見せたが、恒例化している“転売問題”が起こることに。
「記念グッズは公式通販サイトで販売されました。混雑対策として“仮想待合室”を導入し、待ち時間が画面上に表示されるようになりましたが、1時間以上待たされ、やっと入れたと思ったら完売商品だらけという悲惨な状況が続出。その後、フリマサイトで高額転売という最悪のオチに。
ポケモンカードやめじるしチャームシリーズなど、発売とともに売り切れになり、すぐさま転売という流れに、ファンは飽き飽きしています。本当のファンにグッズが行き届くよう、対策をしてもらいたいですね」(ゲームライター)
そんな声を拾ったかのように、7月29日、ポケモンセンター公式サイトで、《『ポケットモンスター』シリーズの歴代ゲームソフトのパッケージがデザインされたグッズの受注販売、および再販売についてご案内》と題された文書が公開された。
「即完売となったパッケージキーホルダーや、ピンズ、マグネット等が対象になっているとのこと。応募は7月29日から可能ですが、商品ごとに受注期間が細分化されているので、注意が必要。同日からは、全20種類の『パッケージTシャツ in ポーチ』の再販も始まっています。
発売当時、フリマサイトでは定価400円のキーホルダーが約3万円で出品されているものもあり、こうした状況に憤りを覚えるファンも多かったです。受注生産の商品は、申し込みさえすれば、必ずゲットできますので、この機会を逃さないようにしてもらいたいですね」(ゲーム制作関係者、以下同)
受注生産の壁
今回の受注生産開始の報告にネット上では、
《買えなかった人!!!! 受注くるよ!!!》
《受注生産きた!!!待ってた!!!!》
《おっしゃー!受注なら全部かえる ありがとう》
《再販ではなく受注 待ちます待ちます待ちます待ちます ポケセンありがとう》
など、歓喜の声とともに、
《神 転売ヤーざまあ!》
《転売ヤーさよなら クレカある人で欲しい方々に行きますように》
《最初からそうすればいいだけなのでは?ぶっちゃけ売る側も買えない話題性を求めてるよね》
と、転売に対する意見も上がった。
「受注生産には、納期の調整や生産コストの増加など、デメリットもあります。今回は反響も多かったため、“最初から受注生産にしておけば”という指摘は芯を食っているかもしれませんが、全商品を“受注生産にする”というのは、制作側からすると、かなり難しい話になります。
受注生産だけに頼らず、転売された商品を買わないことも撲滅への大きな一歩です。転売問題を解決するために、われわれ消費者も貢献できる点はありますし、地道に各々の意識を変えていくことが根絶への近道になるかもしれませんね」(前出・ゲームライター)
30周年という記念すべき年だからこそ、誰もが笑顔で大好きなポケモンを“ゲット”できる未来であってほしいものだ。
