飲料メーカー・ダイドードリンコが、商品ブランドロゴを刷新した。
自動販売機数は全国規模
今回の変更について同社は、「単なるデザイン変更ではなく、当社の事業モデルの進化を示すもの」と説明。これまで商品ごとの魅力や特徴を届けてきた一方で、今後は商品ブランド全体として品質やおいしさ、価格への信頼を伝えていくことを目指すという。
そんななか、利用者からすると気になるのが、街中で見かける自動販売機の変化だ。
新しいロゴが発表されたことで、「今ある自販機はいつ変わるのか」「全国一斉に切り替えるのか」「野球場や施設などの看板にも影響するのか」といった疑問が浮かぶ。
そこで週刊女性PRIMEがダイドードリンコに、自販機の変更時期や対象、関連費用について問い合わせた。
まず、現在設置されている自販機の台数について聞いたところ、
「ダイドードリンコのコーポレートロゴ(DyDo)の入った自販機台数は、現在、約26万台です」(ダイドードリンコ広報担当者、以下同)
との回答だった。では、この大量の自販機はいつ新デザインへ切り替わるのか。
「新デザイン自販機につきましては、まずは優先設置エリアとして、東京・大阪・愛知の一部エリアで200台を展開し、その後、順次展開していく予定です」
一方で、全国の自販機がいつまでに新デザインへ変更されるのかについては「段階的に展開を行うため、変更完了の時期は回答を差し控えさせていただきます」として、具体的な時期は明らかにしなかった。
また、自販機以外にも、野球場や各種施設の看板・サインなど、旧ロゴが使用されているものについて変更予定があるのかも聞いてみるとーー
「今回刷新するのは、あくまでもダイドードリンコの商品ブランドです。ダイドーグループホールディングス株式会社、そしてダイドードリンコ株式会社のコーポレートブランドや会社ロゴを変更するものではありません。会社としてのロゴはこれまで通り継続使用いたします」
今回の刷新は商品ブランドの変更であり、会社ロゴの変更ではないため、会社ロゴを使用している看板などを一斉に変更するものではないという。
26万台の切り替え費用はいくら?
さらに、自動販売機や看板などのデザイン変更、製作、施工を含めた関連費用については、
「回答を差し控えさせていただきます」とのことで、具体的な金額は公表されなかった。では、なぜ今回、商品ブランドの刷新に踏み切ったのか。同社は今回の狙いについて、
「今回の刷新は、単なるデザイン変更ではなく、当社の事業モデルの進化を示すものです。当社は、商品ごとの訴求にとどまらず、商品ブランド総体として品質やおいしさ、価格への信頼を伝えていくことが重要だと考えています」
と説明する。
さらに、
「これまでもさまざまな協業を行ってきましたが、今後はそれらを個別の施策ではなく、ブランドの考え方そのものとして位置づけ、お客様やパートナーとともに商品や体験を創る『共創SPAモデル』へ進化します。
今回の商品ブランド刷新や『共創SPAモデル』への進化を通じて、自販機ならではの価値をさらに高め、自販機事業の再成長につなげていきたい」
ブランドの“顔”を変える取り組みが、自販機事業の再成長につながるのか注目だ。
