7月28日、熊本県で発生した最大震度7の地震。甚大な被害をもたらした地震の直後、福岡県議会が政治資金パーティーを開催していたことが判明し批判が噴出している。
各国の首脳からはお見舞いコメント
地震から3日。今も懸命な救出活動が続く中、各国の首脳からはお見舞いのコメントが。28日、イタリア・メローニ首相がSNSに《友人である高市総理大臣をはじめ、日本国民の皆様にイタリア政府から連帯の意を示します》と投稿。29日にはEUのフォン・デア・ライエン委員長も《すでに多くの尊い命が失われた壊滅的な地震を受け、日本の皆様に心よりお見舞い申し上げます》とコメントしている。
「その他、韓国、中国、米国、台湾、インド、パキスタンなど様々な国からお見舞いの声が届いています。これに対して木原稔官房長官は、29日の記者会見で“世界中から温かいメッセージをいただいている。
各国の支援については今後判断していきたい”と述べています。また宮内庁は、天皇・皇后両陛下と愛子様が8月3日から予定していた、須崎御用邸での静養を取りやめられると発表。熊本の甚大な被害に心を痛められているためとのことです」(中央紙政治部記者)
そんな中、28日の地震直後に自民党福岡県議団の松尾統章会長が政治資金パーティーを開催していたという。
福岡県議会といえば、正副議長ポストを巡る金銭授受疑惑が取り沙汰されたばかり。27日の記者会見で高市首相はまずは県連内での事実確認が重要とし、その上で「党本部として対応すべきことがあれば、必要な対応を検討していただきたい」と述べている。
金銭授受については否定
疑惑を巡ってはこれまでに証言していた元議長の吉松県議に加えて、同時期に副議長を務めた江藤県議も記者会見をおこなった。会見で江藤氏は「確実に本人に茶色い封筒に入れて500万円お渡ししております」と証言。その相手とは、当時県議団幹事長だった中尾正幸氏だ。中尾氏は24日に議員を辞職。しかし金銭授受については否定し、名誉毀損だとして警察や弁護士と相談の上告訴するとしている。
「福岡県連が揺れる中、『FNNプライムオンライン』によると地震からわずか1時間後に、JR小倉駅前のリーガロイヤルホテルで松尾会長が政治資金パーティーを開いていたとのこと。このパーティーは毎年夏に開かれ、数百人が参加します。しかしいくら恒例でも大地震の発生直後という緊急事態。県連内部からも“中止にすべきだった”との声が上がっているようです」(前出・中央紙政治部記者)
ただでさえ世間から厳しい目が向けられている中で開かれた政治資金パーティー。もちろん国民からも、
《批判されるのわかるだろ。本当に感覚が麻痺しすぎてる》
《被災地よりも金集めが大事か》
《すぐ近くで被災してる人がいるのに信じられない。心底軽蔑する》
《福岡県議会マジで腐りきってるな。県民として情けない》
と批判が続出している。
なぜパーティーを中止できなかったのか。説明責任が問われる。
