東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドは7月30日、過去最高の増収となる決算報告を発表。しかしネット上では不満が噴出する事態となっている。
東京ディズニー入園者数増加等で過去最高の増収
発表によると、2026年4月から6月期の純利益は412億9700万円。これは1年前と比べ50.3%も増えており、同期間として過去最高となる。なんと、2年連続で過去最高を更新した形だ。
「業績を細かく見ていくと、売上高は約10%増の1807億円、営業利益は約23%増の477億円でした。予想よりも増収増益でしたが、今後は天候による影響など不透明な部分もあるとして、通期の業績予想は売上高7243億円、純利益1137億円のまま据え置きとなっています」(経済部記者)
好調の要因として、4月に始まった東京ディズニーシー開園25周年イベントによる入園者数増加などをあげている。同イベント関連の期間限定商品や飲食メニューも販売されており、話題になった。また、アトラクションの待ち時間などを短縮できる“ディズニー・プレミアアクセス”の売上も増加。これらの影響から、入園者1人あたりの売上高(客単価)は過去最高を記録した。
「業績好調をアピールする東京ディズニーリゾートですが、近年はチケット価格の値上げが続いており、ユーザーの悲鳴が聞こえるほどです。変動価格制が導入された現在は最大1万900円の日もありますが、先日さらなる値上げが発表されました。
26年10月からはディズニーランド・ディズニーシーともに大人の“1デーパスポート”の上限価格が1万2400円になることがわかっています」(前出・経済部記者)
駐車場料金も値上げ、でもクオリティは
6月からは駐車場料金も見直され、普通乗用車と大型車はそれぞれ1000円値上げとなったばかりだ。今回の増収決算報告には、
《あんだけ値上げしてんだから当たり前だろ》
《どこにいくにも金、金、金。もうチケットさえあれば皆平等に楽しめる昔のディズニーは無くなってしまったんだな》
《いくら値上げしても行く人は行くんだから、そりゃどんどん値上げするわな》
といった声が集まっている。
また、ユーザーの不満は値上げに対してだけではないようだ。SNSではクオリティへの批判も殺到しており、
《ゲストを入れるだけ入れて、高いチケ代払ってるのに中でお金払わないと人権ないシステムにして...値上げするなら、ゲストが満足する形を整えてからにしろよ、って本気で思う》
《値上げした分満足度は増したのかと言われると、反比例で行くたびにテーマパークからただの遊園地に成り下がって行っているのを感じて寂しくなり、ここ1年特に足が遠のきつつあります》
《値上げをしても構わないのですがゲストの満足度は比例していません。入園人数を少し抑えて頂けませんか?ワゴンやレストランでの飲食さえ何十分も並ばないといけないのは辛いです》
と辛辣な声が並ぶ。
決算報告は好調なようだが、確かに最近の東京ディズニーリゾートは以前とは変わってしまった感じが否めない。時代とともに変化は必要だが、“夢の国”が本当の夢の国になってしまわないよう、手を伸ばせばいつでも届く場所であることを願っている。
