7月28日に発生した熊本県を震源とする地震を受け、ファンや映画関係者の間に衝撃が走っている。8月1日に予定されていた映画『TOKYO MER~走る緊急救命室~CAPITAL CRISIS』の完成披露舞台あいさつが、急遽中止となったのだ。
鈴木亮平主演の大ヒット医療ドラマ
『TOKYO MER』といえば、2021年にTBS系で放送された大ヒット医療ドラマ。鈴木亮平演じる熱血救命医を中心に、重大事故や大規模災害の現場へ駆けつけ、“死者を一人も出さない”という熱い使命のもと救命活動を行う医療チームの姿を描いて人気を集めた。2023年に公開された劇場版の第1弾も興行収入45億円を突破する大ヒットを記録している。
そんな大人気シリーズの最新作として期待を集める本作の公開日は、8月21日。だが、今回のストーリーで題材とされているのは、まさに“首都直下地震”という未曽有の大災害なのだ。
劇場ではすでに予告編が上映されているが、熊本での地震直後というセンシティブなタイミングも相まって、SNS上では作品の公開自体を危ぶむ声が噴出している。ネット上では、
《タイミング的に東京MERの公開延期になるだろうな……》
《東京MERの映画は公開は自粛したほうがいい》
と、「延期や公開中止はやむを得ない」と受け止める慎重な意見が目立つ。
TBSに聞いた公開延期や中止の可能性
その一方で、
《今回の東京MERの映画は中止にはなってほしくはないかな》
《タイミング的に延期かもしれないけど逆に備えとして放映してほしい》
と、作品の持つメッセージ性や防災への意識向上を込めて予定どおりの公開を願う声も少なくない。災害をテーマにした作品だからこそ、受け止める側によって意見が真っ二つに分かれる事態となっているのだ。
こうした状況を受け、週刊女性PRIMEは制作・配給元であるTBSに対し、公開延期や中止の可能性、また何らかの検討を行っているのか問い合わせを行った。すると、TBS広報室からは以下のような回答が返ってきた。
「諸状況を考慮し、適切に対応してまいります」
現時点では明確な延期や中止を明言したわけではなく、社会情勢を注視しながら慎重に判断していく姿勢のようだ。完成披露舞台あいさつの中止という異例の対応が取られただけに、8月21日の公開日に向けて予断を許さない状況が続く。
