「デビューコンサートをやらせてもらった東京ドーム。その場所にソロでも立たせてもらえて、すごく感慨深いです」
7月26日、自身初となるソロドームツアーを無事に駆け抜けたHey! Say! JUMPの山田涼介。STARTO ENTERTAINMENT所属のアーティストとしても初となる快挙を成し遂げた。
「6月に京セラドーム大阪、7月に東京ドームで、それぞれ2日間開催されました。実に1年もの歳月をかけて構想を練り上げ、演出や照明にも山田さん本人が並々ならぬこだわりを見せていたんです。通常なら1回で済ませる最終リハーサルの“ゲネプロ”を2回も行い、そのうち1回は自ら客席に座って細部までチェックしていたほど気合が入っていました」(スポーツ紙記者)
並々ならぬ情熱で作り上げた初のソロツアー。しかし、大盛況の裏で、会場に駆けつけたファンからは心配の声も上がっていた。
「ライブの中盤以降、高音を出すのがちょっとツラそうな場面があって……。いつもなら難なく歌い上げる音域なのに、苦しそうな表情を浮かべていたんです。もしかしたらコンディションが万全ではなかったのかもしれません」(ライブを訪れた女性ファン、以下同)
それもそのはず、山田は現在、主演ドラマ『一次元の挿し木』(日本テレビ系)の撮影真っ只中。連ドラ主演というハードなスケジュールをこなしながら、ソロドームという重圧と戦っていたのだ。心身ともに限界ギリギリの状態だったのかもしれない。東京ドーム公演の前、雑誌の取材で山田はソロならではの厳しさについてこう明かしていた。
1人で歌うので正直きついけど…
「グループだと1曲の歌割りも7分割されますけど、今回は40曲近くを1人で歌うので、正直きついですよね。でも、やりたいことをギュッと詰めた結果の曲数なので後悔はありません。お客さんが楽しんでくれればそれでいい、という思いだけです」
満身創痍の中でも圧巻のステージをやり遂げられたのは、会場を埋め尽くしたファンと、温かく見守る仲間の存在があったからだろう。
「ダブルアンコールで披露されたラストの曲は、ほとんど会場全体での大合唱状態でした。山田さんの目には涙が浮かんでいて……。体調面の厳しさはもちろん、無事にラストを迎えられた安心感や、これまでの強い思いが一気にこみ上げてきたのだと思います。ファンと心がひとつになった、本当に温かい空間でした。それに当日は、Hey! Say! JUMPのメンバー全員が会場に駆けつけて見守っていたんです。苦楽をともにしてきたメンバーの絆を感じて、ファンとしても胸が熱くなりました」
どんなに厳しい状況であっても、最後まで最高のパフォーマンスを届けきった山田涼介のプロ根性。会場を染め上げた「Red.Y(レディー)」たちにとっても、生涯忘れられない奇跡の夜となったはずだ。
