ものまねタレント・清水アキラの三男でものまねタレントの清水良太郎さんが都内の自宅で亡くなっていたことが分かった。37歳という若さだった。
かつて父譲りのものまねのセンスとルックスで人気を博した良太郎さんだったが、その芸能生活と引退後の歩みは、度重なる不祥事とトラブルに彩られた苦難の連続だった。
度重なる不祥事と芸能界引退
良太郎さんの名が大きく取り沙汰されるようになったのは2017年のこと。同年2月に違法カジノ店への出入りが報じられ謹慎処分を受けると、復帰からわずか4か月後の10月には覚醒剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕。同年12月に懲役1年6月・執行猶予3年の有罪判決を受け、父・アキラが設立した所属事務所『清水エイジェンシー』を解雇され、芸能界を引退した。
その後、良太郎さんは20年9月、週刊女性の取材に対し次のように答えいた。
――芸能界の復帰は?
「考えてないですね」
――もう更生した?
「はい。もう、真面目に働いているので。というか、それだけ(笑)」
ときおり笑顔をのぞかせ、そう答えてくれたがその7か月後の21年4月、2度目の逮捕。
「自宅で妻の頭を家具に叩きつけ、首に全治1週間のケガをさせた疑いで逮捕されました。夫婦喧嘩の末の出来事で、妻が警察に相談して事件が発覚したんです。父のアキラさんも“本人には誠心誠意罪を償ってほしい”と、謝罪のコメントを発表しています」(スポーツ紙記者)
当時、父にも話を聞くためアキラの元を訪れると「急に困るよ…」と言葉を濁し、足早に立ち去っていた。かつての所属事務所は「会社としてのコメントはありません。彼は芸能界を引退していますし、もういい加減、気にされなくてもいいんじゃないですかね」と冷ややかな回答に終始するなど、身内からも突き放されたような状態が続いていた。
しかし、アキラさんの息子への思いは相当なものだった、と語るのは大手芸能事務所関係者。
「父による事務所解雇など、アキラさんの対応は親として当然の姿を見せました。一見、冷たいと思われますが、息子への復帰の思いはとても強くいつも気にかけていました。また良太郎さん本人も芸能界への復帰を模索し、路上ライブを始めるなど自身の個人事務所でタレント活動を再開していました。そして今年はアキラさんと『2026 爆笑!親子ものまねコンサート』に出演し手応えを感じていた矢先だったんです」
8月1日、良太郎さんは都内の自宅でひとりひっそりと息を引き取った。連絡が取れず心配したマネージャーが倒れている良太郎さんを発見し119番通報したという。
良太郎の歌声を聴くのが幸せ
父・アキラは息子の訃報に「この度、私の大切な息子、清水良太郎が亡くなりました。あまりに突然のことで、今はまだ私自身もこの現状を受け止めることができておりません」とコメントを発表。
「アキラさんのコメントに“元気が一番の親孝行と思っておりましたが無念でなりません”という言葉がありました。これまで不祥事もありましたが、それでも元気でいてくれれば、生きていてくれれば、という思いがここに現れていると思います。過去の出来事は消えませんが、父親として息子をサポートし、これからだ、という時だっただけに言葉がありません…」(同前)
「良太郎の歌声を聴くのが何よりの幸せ」といい「思いやりがあって、とても優しい子でした」とコメントした父。波乱に満ちた37年の生涯はあまりにも早すぎる形で幕を閉じてしまったーー。
